愛用のフリー・ソフト 第４回
電子メールはインターネット利用の必須のツールでしょう。 Windows におまけで付いてくる悪名高い Outlook が電子メールソフトの代表です。 なぜ悪名が高いのか？ それは次の２点にある。
第１は、利用者が一番多い上に、利用者がコンピュータに詳しくない素人が多いこと。
第２は、このソフトが htmlメール を使うように仕向けていること。
以上の２点により、世界中のウイルス作成者が Outlook を標的としてつけ狙っている事実がある。 htmlメールは文字の装飾、背景の絵、BGMなど、電子メールを遊び感覚で飾り付けがちだ。 メールを開くだけで、いろいろな反応が自動的に動き出す。メールに組み込まれているウイルスだって動き出すのだ。 このような見た目に派手な機能が多いから、素人はOutlook にそそのかされがちだ。 その結果、ウイルス作成者は君たちを狙っているのだ。 html言語処理は複雑になるので常にバグが付きまとってくる宿命を持つのです。 インターネットエクスプローラは何度もセキュリティホール（ウイルスに付け込まれるプログラム欠陥のこと） を指摘され続けていることからも分かるだろう。 電子メールは情報伝達が命だから、文字だけでよい。他に必要なら自動的に活動するのでなく、 添付ファイルとしてセキュリティを意識して開く癖をつけたい。
80年代半ばのパソコン通信の時代から電子メールを使っている管理人（志）は文字メールでも満足している。 初期のころの電子メールは電信八号（デンパチ）と呼ばれていたフリーソフトだった。 名前からして不思議なソフトだが、当時としては高機能な電子メールソフトだった。
管理人が使う電子メールソフトは、ｎＰＯＰ というフロッピーディスク１枚に収まる超小型のソフトだ。 小さいながら一応の機能は備わった電子メールソフトだ。ここ数年利用してきて不自由は感じていない「お勧めソフト」だ。
※ 冒頭の ｎPOP のスクリーンショットの右上にフリーソフト紹介の第１回の EmiClock が見えており、 キャラクタの女の子がサンタクロースの赤い服に着がえている。クリスマスイブ（12月14日）の画面だから特別の姿だ。
このページは2003/12/24に作成されました。