通常のDVDソフトは両面モードで記録されている。
したがって、1枚のソフトは1枚のDVD−Rには入らず、前半と後半の2枚組にせざるを得なかった。
これを簡単に処理してくれるソフトが今回の DVD Shrink(※) というフリーソフトである。
DVDに関するツールは非常に多い。DVDソフトのデータをパソコンに取り出すリッパーという分野の老舗として
DVD Decripper が有名である。通常はこのリッパーで取り出したデータを加工(編集)するソフト、
圧縮してDVDなどの記録メディアに書き出すソフトと使い分ける仕組みであった。
なお、DVDソフトをDivXで高圧縮してCD−Rに収める DVDx (※)というフリーソフトもある。
今回の DVDShrink はDVDからデータを読み出すリッパーと、
データサイズを半分に圧縮することを同時に行ってくれるものである。
映画の場合でも長時間(2時間を大きいく越える)ものと短時間物(2時間未満)ものがある。
前者の例では、管理人手持ちの「○ター○ーズ・エピ○ード1」であるが、
これも DVDShrink にかると見事に 4.35GB に圧縮されている。
DVD Shrink を使ってリッピングされたものはどれも見事に 4.35GB になっている。
それに、圧縮されていても、音声や字幕の切替も可能、チャプター選択も出来て、
オリジナルバージョンと同じ操作で使える。
DVDShrink は圧縮率を自動的に上手く変えて1枚に収まるようにするモード(自動モード)がある。
このモードでほとんどの場合に対応できるので大変便利だ。
現在まで、数本を DVD Shrink の自動モードで処理したが、
すべて、トラブル無くハードディスクにリッピング、圧縮できてしまった。
画質については、オリジナルと比較すれば分かる程度で、パッと見ではほとんど分からないレベル。
DivX などで圧縮した「高圧縮」ものとは明らかに違う画質の良さである。
また、DVD−R の特徴として、DVD−Rメディアの周辺でエラー発生率が上がる傾向がある。
このことからディスク容量一杯(4.7GB)まで書き込むことは避けて、
エラー発生率が高くならないように注意してほしい。
現在使っているパソコンは400MHz程度の旧型セレロンCPUで大変時代遅れのシステムだ。 このシステムでも DVD Shrink は DVD1枚を2時間程度(実時間)で圧縮作業が終る。 DivX を使っての圧縮作業では、耐え難い時間(10時間程度)かかるのと比較すると随分と軽い。 高速CPUを使っている人には気にならないのだが、 DVD圧縮専用として古いPCを使っている人にも安心なソフトウエアだ。
ハードディスクに映像コンテンツを蓄える方式(ビデオサーバー方式)もまんざらでない。
DVDを棚から探しだし、そのパッケージから出して、DVDのトレイにセットする。
この手間を考えるだけでも大きい改善になる。
その上、DVD に傷をつけることが無く安心だ。
このビデオサーバー方式が気に入って非常に便利に使っている。
収納コストについても、映画1本で 4.4GB程度だから160GBのハードディスクに30本以上収まる。
5月6日現在、160GBハードディスクドライブは約1万円切る値段で販売されている(※)。
その値段からすると、映画1本当たり300円程度と考えてよい。
わざわざDVD−Rに手間をかけて書き込まなくても良いと言えるのではないか。
ビデオサーバー方式では、ハードディスクのリームバブルドライブ化(※)がお勧めだ。
弁当箱サイズの引き出しの中にハードディスクを組み込んだもので、パソコン本体に差し替えるだけで、
次々と30本ビデオに取り替えられるのだから。
将来、1TB(1000GB)級のハードディスクドライブが実現できれば
ドライブ1台で映像コンテンツが200本以上収納可能となるので1ドライブでも十分に耐えれる。
リムーバブルドライブのような小細工は不要になるが、
それまでのつなぎとして、リムーバブル化のメリットは無視できない。
筆者の場合、OSの切替のためにこれを利用している。
WindowsMe/2000 と Linux の使い分けに
この方式を採用し、パックを差し替えるだけでどのOSにでもすぐに対応可能。
データ用のハードディスクもリムーバブル化しているためバックアップもハードディスクである。
そのため、リムーバブルパックが全部で8つある(Win98/Me/2000各1台、Linux2台、データ用3台)。