フリーソフトの小道   

愛用のフリー・ソフト

第24回 OpenOffice.org 1.9.m100(2.0ベータ) を使ってみました 

OpenOffice.org Logo

いよいよ 2.0がリリースされるはず!

 5月6日、OpenOffice.org の本家から開発バージョンである OpenOffice.org(OOo) 1.9.m100 がリリースされました。 筆者(志)は開発バージョンがリリースされるたびにインストールして使っています。初期バージョンはいろいろとバグがあったのですが、 初期の頃は挿入オブジェクトが飛んでしまったり、フリーズ、突然Windowsに戻るなど不都合があったのですが、 バージョンが90台になってからはほぼ安定して、正式版 2.0 のリリースへの完成版に近づいてきました。 今回バージョンが100台となり、ほぼこれで収まりそうです。 オープンソースでの開発のため、プログラムが完成するまでの過程もユーザーに見えるのでなかなか面白いものです。

 今回、OpenOffice.org 本家 からリリースされた 「国際版」 のものをリングサーバーからダウンロードして、 インストールしました。ダウンロードは、サイズが86メガバイトですのでブロードバンド接続の場合は数分以内に終わります。 国際版ですので、メニュー、ヘルプなど全て英語表示になりますが、日本語は完全に通ります。 最初に設定するところはデフォルトフォントを日本語フォント(MS明朝など)にしておく位ですべてOKです。 独自ビルドプロジェクト からリリースされる日本語独自ビルド版をダウンロードすればメニュー、ヘルプは日本語になるのですが、ギリシャ文字入力がαとβだけが %alpha、%beta と英語ですが、 それ以降は %ガンマ、%イプシロン などと日本語を使う中途半端な状態になっています。(5月7日現在)

日本語向け国際版の初期設定

 国際版のフォント設定の手順を説明しましょう。 メニューの 「Format(書式)」 をクリックしてください。プルダウンメニューの中程に 「Styles and Formatting」 があります。 これをクリックすると、書式ダイアログメニューが開きます。 その中の 「Default」 を右クリックしてして 「Modify」 を選びます。 Paragraph Style:Default のダイアログメニューが開きます。 その中の 「font」 タブをクリックしてフォント設定のページを開いて、フォント設定をします。 Western text font は英数字のフォントです。Asian text font が日本語フォントの設定です。 英数字はそのままでOKですが、日本語は MS明朝が良いでしょう(好きなフォントで結構ですが)。 これだけで普通に日本語が使えるようになります。 なお、この設定をしなくても、使うだびに日本語フォントを選択するようにすれば問題なく使えます(邪魔くさいですが)。



2005/05/07  管理人(志)


感想・意見は、掲示板、または メールでどうぞ! --- 管理人(志)