マイクロソフト・サイトのPowerToyシリーズのちょっとしたツール・ソフト(PowerToyシリーズ)があり、
ダウンロードして無料で使用できることはインターネットをしている人でも知らない人が多いようです。
このシリーズの中で計算とグラフ作成を行うツールがあります。
「物理の小道」掲示板に書かれたフリーソフトはこのソフトだったのです。
そこで、計算やグラフを作成するフリーソフトについて管理人(志)が知っている情報をもとに
それらのソフトについて紹介しましょう。
なお、管理人(志)は、どのソフトも自分のパソコンにそれぞれのソフトをインストールして使用して
このソフトの評価を書いています。
掲示板に上げられた PowerToyシリーズの「PowerCalc」はWindows本家が作成しているソフト、
管理人(志)が昔から使用している「PLOT(http://kilin.u-shizuoka-ken.ac.jp/software/)」は
ワープロなどに貼り付ける時には力を発揮するソフト、
新しく見つけた「GraphCalc(http://www.graphcalc.com/)」は3D機能など高度な要求に答えてくれるソフト、
以上の3つのフリー(無料で使用可能なもの)のグラフ作成ソフトについて検討してみましょう。
なお、ソフト名の右側にリンクを貼っていますので、直接そのホームページに跳ぶことができます。
計算機能とグラフ作成機能を合わせて持つ無難な作りのソフトです。
それほど特徴はないようですので、インストールして使ってみましたが、管理人には余り興味が湧きません。
このソフトは「インストールされただけで、消されてしまう運命のソフト」でした。
このソフトの評価はこれで打ち切りましょう。
管理人が昔から愛用しているグラフ作成ソフトです。
このソフトは日本製ですので英語は読まなくてもよい(日本語の説明書があるからね!)ので、
インストール、使用において気楽に使えます。
このソフトの「ウリ」は、テキスト形式の数値データを渡すだけできれいなグラフを吐き出してくれることです。
このグラフのグラフ出力形式はウインドウズメタファイル形式(wmf)という
「ベクトルデータ(線情報の組み合わせ)」形式であるため、
ワープロに取り込んでもファイルサイズが増えず、かつ、拡大しても線にギザギザがでないなど、
実用に耐える優れた表現力を持っています。(注:ビットマップ形式のデータではきれいなグラフにならない)
しかし、関数式を与えてグラフを描かせたいときは、Excelなどでそのデータを作成する必要があります。
管理人お勧めのソフトは今回インターネットで検索して探し出した GraphCalc です。
マニュアルはフル英語(普通の英語)で、しっかりとしたマニュアルです。
使ってみるとこのソフトの機能は多彩かつ抜群です。
通常画面(上左図)は電卓機能(プログラム可能)の画面です。等加速度運動の公式などもプログラム
(このソフトではスクリプトと呼んでいます)でき、初速度、加速度、時間を入れるとそのときの速度、位置などが
表示されます。ここまでは序の口。
2Dグラフ機能は 直交座標グラフ、曲座標グラフ、媒介変数形式グラフのどれもが簡単に数式を入れるだけで描けます。
更に、マウスカーソルを持ってゆくと座標点の値が表示されます。接線も自由に引いてくれます。
また、積分値(グラフの面積)も計算してくれます。
3Dグラフ機能に切り替えると、更にびっくりします。3次元のグラフが描けるのです(上右図)。
描くだけではなく、空間に浮かんだその関数のグラフをマウスで自在に回転して見ることも出来るし、
自動回転モードにするとグラフの中に自分が入っていったような気分になります。
Equation Solver 機能は名前の通り、方程式の解を求める機能です。方程式を与えると解を求めてくれます。
使ってみたところ、「ニュートン法」で方程式の解を求めているような感じがします(これは管理人の推測です)。
初めてダウンロードしたばかりですので、このソフトの全ての機能を試した訳ではありません。 じっくりヘルプファイル(英語)を読めば更に詳しいことが分かりそうですが、 現在、ヘルプファイルを一部しか読んではいませんので、これ以上は分かりません。 しかし、これだけの機能が揃ってフリーソフト(無料で使える)とはびっくりです。 更に、このソフトのプログラム・ソースリスト(C++言語)もダウンロード可能です。 プログラムの勉強をしている人にはバッチリです。自分で改造・改良することも出来るからです。
以上が3つのソフトの評価(2つかもしれない(笑))ですが、 管理人(志)のお勧めは、楽しめる「GraphCalc」が第1位、 日常、ワープロなど仕事で使うケース用で動きが軽い「Plot」を第2位という独断の評価とします。 皆さんの評価は、掲示板にアップしてください。管理人は皆さんのソフト評価を楽しみにしています。 各サイトでソフトをダウンロードし、自分のパソコンにインストールして、 英語のマニュアルを読んで使ってみてください。(志)
2003/12/02 作成