現在、オフィスソフト「マイクロソフト・オフィス(MS・Office)」は事実上の標準ソフトとして、 大手メーカーのパソコンには組込み済のソフトの一つとなっています。 そのため、多くの人がこのソフトを利用せざるを得ない状態になってしまいました。 これに対抗し、サンマイクロシステムズ社が、互換性を持つオフィスソフトを公開(オープンソース化)し、 「OpenOffice.org」が誕生しました。 多くのボランティアにより、この「OpenOffice.org」の保守・改善が行われ、 実用化レベルに達したものが、「OpenOffice.org1.1」になります。もちろん無料で利用できます。
このオフィスソフトを実際に利用してどこまで使えるのかを実験してみた記録が次のものです。 筆者はほぼ1年間に渡ってOpenOffice.org1,0の初期バージョンから 現在のOpenOffice.org1.1までを使い続けてきました。
マイクロソフトオフィスを越えている機能として、数式作成、図形描画、PDF出力などがあり、気に入ってます。
差込印刷機能は使えるのですが機能的には弱く、本家に負けているようです。
本家との互換性については完全ではないが十分に使えるレベルになっているようです。
全ての自分の仕事に対してOpenOffice.orgを使用することを通してこのオフィスソフトの限界を見てきました。
現在では、試験問題、教材プリント、公文書などの全ての文書作成でワードは一切使用していません。全てが OpenOffice.org を使用するようになりました。
無理に使っているのでなく、不自由なく仕事が出来るのです。
このOpenOffice.orgの使用体験記を次の文書に著しました。
この文書(PDF)は サイズが約1メガバイトを超える巨大になるので、ダイヤルアップ回線ではダウンロードにそのつもりで)ご覧ください。
辛抱すればダウンロードは出来ます。
「PDF版 OpenOffice.org体験記」見たり、印刷することができます。
P.S. 高大連携通信、物理の小道の資料のPDFなど多くのページはこの OpenOffice で作成されています。
マイクロソフトのワードに十分対抗できるフリーソフトといえます。
実際に使用して作成された文書を見ることで認識が変わるはずです。これがフリー(無料)で使えるとは誰も思ってもいなかったはずです。
2003/11/24 作成