今年は台風による潮風で、神戸高校の木々たちは大きなダメージを受けたようだ。 玄関脇のイチョウも黄色く紅葉する前に哀れに落葉。 周辺が茶色く枯れた落ち葉で、例年のようにきれいな黄色にはなってくれない。
桜はもっとひどい状況。台風直後から葉は周辺が茶色に変色し、現在ではほとんどがすでに落葉してしまった。 今年の地獄坂、ロマンス坂は共に見る影もない姿をさらしている。 例年はこの苦しい登り坂をゆっくり歩きながら、紅葉のトンネルを見ることで四季の変化を楽しめた。 しかし、今年は上を見上げても何もない。
でも、自然は全て負けてしまったわけではなかった。 木々の紅葉がなくなっても、坂道の土手には、例年通りに鮮やかな黄色の花を咲かせている 「やつ」 がいる。 この黄色の花を咲かせている植物は今年の木々の寂しさを補ってくれる美しさがある。 物理専門の筆者(志)にはこの植物の名前がわからない。
レタス1玉が千円になろうかというほどの野菜の高騰を呼んだ台風だったが、 自然のダメージも大きかった。 前回(第2回)で報告した「秋に桜が咲いちゃった!」も台風の影響だったが、 木々の紅葉も大きなダメージを受けていたのだ。 全国で報告されている熊が里に下りてくるニュースも、すべてが台風の影響のようなのだ。
台風日本上陸数の記録更新が何度もあった1年だったが、 3年生には、まもなく受験シーズンが訪れる。 私は気楽なお正月を過ごしますが、人生がんばるべきときには全力でがんばるものです。 3年生の皆さん、ラストスパートあるのみです。 悔いのない冬休みを迎えることを祈っています。