「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第100回  置物シリーズ JTのお茶のおまけ

銀河鉄道999の 「鉄郎」 

 最近のアニメキャラクタの男子は強さがなく、弱虫部分が必ずあるようです。その反対に強くてしっかりした女子キャラクタが登場します。 現実の世界と同じになってくるのですね。残念ながら...。

今日の暖かい雨が、桜のつぼみを一気に膨らませました

 春になるかと思いきや、寒い日が続き、ここ最近の桜開花時期より今年の桜は大幅に遅れてしまいました。 今日の暖かい雨で遅れていた桜の開花が一気に進むようです。 4月になっても桜がつぼみのままというのは最近ではなかったように思います。 4月8日の入学式まで桜が散らずに残り、満開の桜を背景に新入生の写真撮影が出来そうです。 地球温暖化のためか、都市部のヒートアイランド効果で暖かくなったためなのか、 近年の桜開花の時期が早まっていたのですが、 今年は異例の遅咲きとなりました。 なお、地元の桜の名所で有名な 「夙川」 の桜の状態は3日夕方現在、阪急電車の窓から見たところ「ちらほら」 でした。 今度の土日には桜の下で...。

桜の散り際の見事さ

 春先に一斉に咲き、一斉に散る。咲いている期間は非常に短い。それに、はらはらと散る風情が良い。 このようなところかもしれません。 桜は花より、花の散りぎわの潔さが良いのだとよく言われるのもこのためでしょう。

 桜とは対照的に、日本の実力者(政財界)の散りぎわの悪さは目立ちます。 引き際の見事さで有名なのは、本田宗一郎氏で、社長引退で、会長、名誉会長のポストにとらわれず、 次期社長に全権を引き渡したそうです。まさに桜の散り際と同じでした。 しかし、殆どの実力者は、自分の影響力を残した形で、いつまでも口を出しを続け、汚点をつける経営者が多くいる。 政治の世界でも、総理大臣を終えた後も裏に回っていつまでも悪影響力を残すのも日本の悪い風習でしょう。 日本人の人間の散り際が悪いことの対比として、桜の散り際の見事さに賞賛があたえられているのかもしれません。

日本人はなぜ桜の花を好むのか?

 普通の花は次から次へと順に咲き続け、ある程度の期間にわたって咲くのですが、なぜか桜は一斉に咲くのです。 一斉に咲き一斉に散る生物学的(遺伝学的)に有利な点があるのでしょうか。 見た目では、桜が咲き、花びらが萎れて、色も変わり見る影もない姿になって花が落ちる。 花の美しさと対照的な醜い姿をさらしてしまうのです。 桜は美しさを失わないうちにきれいに花びらを落とす(醜態をさらす前に散る)。これも人気の秘密でしょう。

今年h桜の花を1つずつ眺めてみよう

 では、桜の一番美しいのは何時なのか? これは人によりいろいろでしょうが、 筆者(志)は、「つぼみが膨らみ、赤みが強い開き始め」 が最も美しいと思っています。 いわゆる2から3部咲きくらいが最高です。 満開近くになると花びらが乱雑になり、花びらの端正さが失われ花の形が崩れてきます。 一部の花房が開き、大部分は膨らんだつぼみ、咲きかけのつぼみ、色も濃いピンク色を残した状態です。 今年の桜は、ひとつひとつの花として見てあげてください。一つずつの桜は一生懸命咲いているのですから。

2005/04/04  管理人(志)


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