「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第105回  飾り物シリーズ JTのSenobyのおまけ

「怪傑ゾロリ旅姿」

 JT(日本たばこ)もスポーツドリンクを販売していますね。今回購入したのは 「SenoBy」 という名前のスポーツドリンクです。 内容、味は他のメーカーのものと似たようなものですが、スポーツドリンクの中ではマイナーなブランド 「SenoBy」 です。 筆者(志)も始めて購入したブランドです。購入した理由は当然おまけです。 このときのおまけが 「怪傑ゾロリ」 です。 名前も 「ゾロリ旅姿」 とあるように、流れ者のやくざスタイルのゾロリです。 なかなか手の込んだグッズで、パーツを組み合わせた完成度が高いものです。 6種類ほどあるようですが、これに集中してみようと思っています。

アメリカの自動車メーカーの衰退

 4月15日の日本経済新聞にアメリカの自動車産業の記事が出ていた。 見出しに「米欧勢苦境、アジア勢攻勢」 とタイトルにあるように、自動車産業の盛衰が語られた記事だ。 アメリカの自動車メーカーのGM、フォードなどのシェアが落ち(特にフォード)、5年前と比べるとビックリするほど落ち込んでしまった。 純利益で言えば、1999年度では、フォード1位、GM2位、ダイムラー3位、トヨタ4位、本田5位だったのが、 2004年度になると、1位トヨタ(ダントツ!)、日産2位、本田3位、フォード4位、ダイムラー5位、GM6位と順序が完全に入れ替わってしまった。 さらに、その後ろには、韓国の現代自動車が迫ってきている。

根底にある衰退の原因は?

 アジア勢の自動車産業は価格が安いのみならず、技術力でもどんどん米欧勢に差をつけつつある。  大型車に偏重するアメリカの自動車メーカーは、最高値更新を続けている原油市場を受けたガソリン価格上昇で益々不利になってきている。 この低落傾向は今後も加速されこそすれ、底を打つ気配は感じられず、アメリカの自動車産業全体の低落傾向は続いてゆく気配だ。

 米欧自動車産業では、M&Aによる大型合併で、生産効率化に出遅れ現在の状況を招いてきた。 日本メーカーも今の勢いに酔わず、アメリカの自動車産業をみてその衰退原因を研究すべきとの提言が記事に書かれている。 日本の次に迫っている、韓国の現代自動車が、世界の自動車産業の生産台数ランキングの第7位におり、既に、8位の日産、9位のホンダを抜いている。 小型、中型車中心の現代自動車の姿を見ると、かつての日本の自動車メーカーを思わせる勢いになっている。 韓国国内に育ちつつある自動車部品メーカーが、今後世界の自動車部品メーカーの一翼を担うようになると、 世界戦略としても韓国勢を意識せざるを得ない。

中国、韓国の経済成長の原動力とは?

 韓国、台湾、中国の経済成長の勢いはすごい。経済成長率が10%に近くということは、数年で2倍の規模にまで経済規模が膨らむ。 韓国、台湾、中国を甘く見ていると日本はアメリカの二の舞になるのは明白だ。 既に、世界貿易統計でも、中国が輸出、輸入ともに日本を追い越してしまった。

 中国を訪問した高校生がビックリしたことがある。学校では朝7時ごろから夕方までびっしり授業があること、家でも必死になって勉強していることなどである。 勉強することで、「夢ある将来」 が実現できると、勉学に取り組む意識が強いそうだ。 日本の経済高度成長期に見られた若者像と見事にそれは重なる。 「おじいさんの頃より良い生活ができる」 とがんばったお父さんの世代、「お父さんの頃より良い生活ができる」 と子供の世代。 激しい競争の中で、必死にがんばってきた当時の若者たち(現在60歳前後の人たち)の姿を現在の中国、韓国で見れるのだそうだ。

2005/04/16  管理人(志)


感想・意見、投稿(文章、写真とも)は メールでどうぞ

   → サイトトップへ  へ


このホームページは、2003/11/07 に始まりました。