「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第117回  飾り物シリーズ キリンの生茶のおまけ

招き生茶パンダ  + ホンダとソニーの創業者

 キリンの生茶の新しいシリーズで全4種だそうです。テレビコマーシャルは松嶋菜々子のものばかりですが、ペットボトルのおまけは生茶パンダが中心です。 なかなか良く出来たキャラクタで筆者(志)もお気に入りです。今回のものは白と黒の普通のパンダです。 口を開けてにこやかな表情です。持っている小物は 「千両箱」 ですので、金運を招くのでしょうか?

雑誌エコノミストの記念増刊号 04/02/09号

 本棚を整理していたところ、見出しにある経済雑誌が出てきました。 エコノミストは経済系の週刊誌で有名ですが、創刊80周年記念として 「戦後日本企業史」 というタイトルです。 日本経済は、戦後のどん底からスタートし、高度成長期にいたる初期の成長段階を築いた企業家の話は現在に安住している人にも知っていてほしい話です。 この雑誌は1年以上前に発行されたものですので、購入することは難しいでしょう。 大きな図書館で探せば見つかるかもしれません(注1)。

筆者(志)が1冊持っていますので図書館で見つからないなどの場合、神戸高校の生徒に限り貸し出し可能です。

ホンダ自動車とソニーの成功

 記事の最初の企業家はホンダ自動車の創業者、本田宗一郎と藤沢武夫の2人で始まります。 次の企業家はソニーの創業者である井深大と盛田昭夫の2人とゼロから日本を代表する大企業に育て上げた人たちの話です。 両企業とも、筆者(志)は良く知っているのですが、この記事を読んで彼らの功績の大きさを再認識したのです。

チャレンジ精神が夢をかなえる

 今の生徒たち(若者の世代含む)にはこの時代の日本を理解することは大変難しいでしょう。 何もない時代で夢を必死になって追いかける技術者とそれを助ける経営家のバランスで荒波を超えてきたのです。 元からの財閥系の企業と異なり、創業者がゼロから築き上げたのですから、今の生徒たちも夢をかなえるという活力を見習ってほしいものです。 豊かになりすぎ、ハングリー精神を失ってしまっては将来はありません。 アメリカの社会の活力は未だに 「アメリカン・ドリーム」 に挑む若者たちによるものです。 チャレンジ精神を持ち続ける努力と、適当にでなく全力を注いで挑戦することが君たちの夢を実現してくれるのですから。

学歴だけが武器ではない、実力を磨くのは君たち自身なのだから

 なお、「井深 大」 氏は、神戸高校の前身の神戸一中から早稲田大学に進学してソニーの創業(東京通信工業)へと人生の駒を進めたのです。 また、経歴をみると本田宗一郎氏は高等小学校卒ですから、自分自身の力で技術を習得して、ホンダ創業のころの新製品を開発していたのです。 現場のたたき上げ技術者ということになります。やればできるという典型的な事例 「学歴よりやる気」 でしょう。

2005/05/20  管理人(志)


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