「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第132回  飾り物シリーズ コカコーラのおまけ

ルパン3世 「ご本人」   〜 ネット社会のリスク 〜

 コカコーラがペプシコーラに対抗して(真似して)レモン風味のコーラを発売することになった。 新しい味の 「コカコーラ レモン」 となったわけですが、おまけはルパン三世のキャラクタです。 登場人物はいつもの5人、ルパン本人、銭形警部、次元大介、石川五ェ衛門、峰不二子です。 登場人物をひとつのシーンとなる合わせ物のフィギュアセットとなっているのです。 今回の入手のものは、「伝説の指輪を求めて」 となっており、4人が登場するシーンになります。 全部で5シーンあって、登場する全キャラクタは 「20+1種」 だそうです。 今回のキャラクタは 「ルパン三世」 本人です。

クレジットカード情報漏えい騒ぎ

 米国のクレジットカードの個人情報が大量に漏洩した問題が日本へも波及し、国内でも実際に不正使用されたカードがあることが判明した。 世界規模での不正使用になる恐れが出てきた。今回のクレジットカード情報の漏洩はクレジットカード利用のデータを処理し、決済銀行などに渡すデータ処理を行う会社のコンピュータから漏洩したとのこどだ。 そのため、日本のユーザーに不正使用が及ぶ可能性があるのは、アメリカでカードを使用したユーザーに限られるようだ。 カード番号、カード有効期限が流出しておれば、それだけで本人に成りすましてインターネットなどでの通販で物品購入が出来てしまう。 ネットワーク社会の問題点がユーザーにも認識を新たにしたといえる。

 情報漏洩の手口だが、6月21日の日本経済新聞によると、 昨年末以降にアリゾナのデータ処理センターのコンピュータシステムにユーザー情報をひそかに取り出すプログラムを仕込んだとのこと。 マスターカードが不正使用が激増していることに気付いたのが4月中旬だった。 不正使用のカードの共通点を調べている過程でそのデータセンターに原因があると絞り込んだそうだ。 このデータセンターのコンピュータプログラムを詳細に調べている過程で仕組まれたプログラムを発見したようです。

 被害総額がどれくらいになるかは現在のところ発表がないが、 情報漏洩が大規模なだけに、被害総額も膨大になってゆくものと思われる。 ユーザー情報が入力されるたびに、仕組まれたプログラムがインターネットを通して外のサイトにその情報を送信し続けていたのだから、 漏洩したデータ量も膨大になってしまったのだ。 クレジットカードの場合、不正使用についてはユーザーが支払うことにはならないそうです。 送られてくる購入情報をチェックして不正使用があればただちに届けることが必要になる。

 データ処理を担う企業でのコンピュータセンターへの侵入を許すと、セキュリティは完全に無防備状態になる。 プログラムを仕組むことが可能な侵入だとすれば、どのような不正行為でも出来てしまう。 個人認証の厳しいチェックを潜り抜けているのか、もしくは内部協力者がいたのか、 今後のコンピュータログ(アクセス記録データ)の分析が待たれる。

 海外ネット通販などをご利用の人は、影響があるかもしれません。請求書、利用明細書などの購入情報のチェックを忘れないようにしましょうね。

2005/06/23  管理人(志)


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