「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第135回  飾り物シリーズ コカコーラのおまけ

ルパン三世 「石川五ヱ門」

 コカコーラがペプシコーラに対抗して(真似して)レモン風味のコーラを発売することになった。 新しい味の 「コカコーラ レモン」 となったわけですが、おまけはルパン三世のキャラクタです。 登場人物はいつもの5人、ルパン本人、銭形警部、次元大介、石川五ェ衛門、峰不二子です。 登場人物をひとつのシーンとなる合わせ物のフィギュアセットとなっているのです。 全部で5シーンあって、登場する全キャラクタは 「20+1種」 だそうです。 今回のグッズは石川五ヱ門で、達人でありながらどじな面を持っている面白いキャラクタです。

P2Pソフト、アメリカ最高裁 「著作権侵害」 を認定

 インターネットでのファイル交換ソフトにたいして、著作権侵害行為を助長しているとして、 共有ソフトの開発会社に対して、著作権侵害の責任を認めると判決を下した。 ついに出たといえるこの判決ですが、P2Pソフト開発には大きな歯止めとなるものと見られ、 映画、音楽制作会社によって、告発などが進むものと見られる。

ファイル共有システムによる情報漏えい事件続発!

 昨年、日本でもWinny騒ぎに際して、ソフト制作者が摘発、逮捕されるに至る事件となった。 この事件摘発の発端となったのは、京都府警の情報漏えい事件だといわれている。 警察の信任にかかわる情報漏えい事件で警察の逆鱗に触れたとの 「うわさ」 もあった。 なお、WinnyなどのP2Pソフトに対して情報漏えいを引き起こす 「ウイルス」 の登場でこの種の情報漏洩事件が多発している。 ファイル交換ソフトの問題点として、著作権侵害だけに限らず、情報流出などにあげられて来ている。

インターネットのファイル共有システムの冬の時代へ

 今回のアメリカ最高裁の判決文には 「著作権侵害を助長する機器(技術)を提供する者は著作権侵害の責任を負う」 とする要旨に、 ハリウッドを中心としたアメリカのエンターテイメント産業に対するアメリカの意図が働いているものと思われる。 日本の自動車産業に対応されるほど、世界を牛耳っているアメリカ映画産業の庇護を図る上でもこの判決の意義は大きい。 日本にもこの判決の考えが当然浸透してくるはずだ。 これからのP2Pソフトの動向に、この判決が大きな影響を与えることは間違いない。 しかし、この判決を拡大解釈されると、新しい技術革新(情報関連技術)に対して大きな制限を加えることになり、 この関連技術発展にたいする阻害要因となってしまう。 また、個人利用の範囲での複製権などに著しい制約を与えることなど大きな影響が出てくること。 それらの問題点に対して、この判決をどう解釈してゆくべきなのか、これからの動きに注目してゆきたいところだ。

2005/06/29  管理人(志)


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