「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第149回  ボトルキャップシリーズ ペプシコーラのおまけ

スターウォーズ 「Han−solo」

 スターウォーズのキャラクタとしては行儀は悪いキャラクタの 「ハン・ソロ」 ですが、まじめだけのキャラクタの 「ジェダイの騎士」 だけでは映画が面白くなくなる。 ルーカスが考えた重要なキャラクタでしょう。

「手が込んだスパムメール」 その2

 前回の続きの話ですから少しだけあらすじを紹介しよう。 「私のところに、貴方からメールが着ましたが、間違いメールのようです。お知らせまで」 とのメール。 放置していたら、次の日、「私の勘違いでした」 とのお詫びメール。 親切そうなメールが2通が連日やってきたところまででした。 (詳しくは、おまけグッズ148回をご覧ください)

スパムメール業者が狙うもの

 ここで、筆者(志)がスパムメールを無視し続ける理由は何か? これを説明しましょう。 スパムメールを受け取って、そのメールを返す(返信を送る)と、 スパムメールの業者は、このメールアドレスの所有者は反応してくれると認識します。 業者間をこのメールアドレスが価値あるものとして流通してゆきます。 個人情報を含む返信なら、その情報を彼らに与えたことになります。 その情報が架空請求などの資料にもなります。 皆さんも注意をしてください。絶対にスパムメールに返信メールを出さないことです。

第三報

 今回はこの 「スパムメール」 のその後をお話することになります。 第二報まで放置(無視)を続けていたのですが、次の日に第三報のメールを送り続けてくれるのです。

 第三報の 「メール」 は、前回までとは異なり、「井川りかこ」 なる人物からの身の上話とお願いの文面になるのです。 「なんじゃこれは?」 という気分ですが、相手は強引です。

 メールの内容は 「メル友になってくれませんか」 という要旨です。 無視し続けている相手に対してのメールですから非常に不自然な行動ですね。 メール文面は 「馴れ馴れしい」 文章が続きます。 ここで 「鼻の下を伸ばして」 この 「メール」 に返事を出そうものなら、彼らの思うツボにはまったことになります(冷静に冷静に!)。
メールタイトルは 「井川りかこです。何度もメールしてしまって」 です。

無神経かもしれませんが…もし良かったらメル友とまではいきませんがメール交換でもしませんか?
実は先週離婚して今、実家に居るんです。
近くに誰も話相手もいないし。突然届いたメールに返信してしまったと言うのもあるんです。
もし暇なお時間とかあるんでしたら、お話し相手にでもなってくれませんか?
無理にとは言いませんので。気が向いたらでいいです。お返事下さい。
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井川 りかこ

第四報

 一方的に毎日1通ずつ届く 「スパムメール」 のシリーズがついに、第四報となりました。 第四報のメールは、「井川りかこ」なる人物の身の上話が延々と続きます。 高校生向けではない内容なので、メールに書かれた文章は省略しますが、生々しいお話が続きます。

第五報

 第五報は、「最後のメール」 というメールでした。 内容は、このメルアドが使えなくなってしまうので、その日までにぜひご返事が欲しいとのメールです。

 普通の状況なら、メールアドレスが使えなくなるというのは、いかにもおかしな設定ですね。 それに、そのメールアドレスは 「ホットメール」 なのですから。 「ホットメール」 でアドレスを打ち切られるのは、30日以上使っていない(この場合はありえない)か、 「スパムメール」 の送信元として ISP(MSN)から使用差し止めするとなる位でしょう。 当然、後者だったら、メールアドレス打ち切りは不思議ではないからね。 「最後のチャンス! ぜひご返事を」 と、この当たりはスパム業者の正体丸出しです。

これで終わりかと思っていると...

 これでこの手の込んだ 「スパムメール」 のシリーズはお仕舞いと思っていたのですが、 7月17日に筆者のメールボックスを覗いたら、あらあら!   まったく同じ文面の 「第一報」 が あの 「井川りかこ」 から再びやってきたのです。

 違っていたのは、メールアドレスの末尾が少しだけ変わったアドレスからだっただけです。名前はまったく同じです!
「第二報」も 前回とまったく同じ文面で届きました(下に比較できるように示しています)。
これから再び同じスパムメールシリーズの繰り返しが始まるのだと思うと、なんとも不思議な気持ちです。 スパム業者の方ご苦労様と言いたい。どうせこちらは放置(無視)するだけですから...。

 前回(7/2に届いたもの)の第二報、今回(7/17に届いたもの)の第二報を並べて見てみましょう。
なお、メールアドレスの*印1文字分は英数文字1文字分を置き換えて表示したものです。 メールアドレスの末尾の部分が3文字分長くなっただけです。 なお、メールアドレスを出さないのは、このアドレスにメールすることは、 そのアドレスに送信した場合、結果としてスパム業者を利する行為につながるからですので悪しからず。


7/2 に届いた 「第二報」 メールの文面

私の方でもパャRンに詳しい知り合いに聞いてみたりして調べたんですが、多分いたずら
かウィルスじゃないかと言う結論になりました。
ただ、開かなかったのでウイルスに感染してはいないようです。
お騒がせしてごめんなさい。
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井川 りかこ
rikako_ikawa_**@hotmail.co.jp

7/17 に届いた 「第二報」 メール文面

私の方でもパャRンに詳しい知り合いに聞いてみたりして調べたんですが、多分いたずら
かウィルスじゃないかと言う結論になりました。
ただ、開かなかったのでウイルスに感染してはいないようです。
お騒がせしてごめんなさい。
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井川 りかこ
rika_ikawa_*****@hotmail.co.jp

手口はどんどん複雑になっている! 皆さんもご注意くださいね

 これだけ手が込んだスパムメールですが、同じ人に送ってくるのは無駄以外何者でもないですよね。 初めて受け取ってこそ、ひっかかる人がでるのですからね。 どれ位の割合で引っかかる人がいるのでしょうか? それが知りたいものです。
 こんなに手が込んだスパムメールがあるのだというお実話でした。 皆さんもこのようなスパムメールにまんまとだまされないようにね。

 本日、予定通りに 「第3報」 が先ほど届きました。あと2通で 「シリーズ」 は終了なのですが...。 ひょっとすると、この繰り返しが無限に繰り返されるのでしょか?


2005/07/19  管理人(志)


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