一瞬、ダースベーダかと思ったが、顔をよく見ると違いました。Fighter Pilot とあり、戦闘機のパイロットです。 スターウォーズに登場するキャラクタはどれもよく出来ており手抜きがないものばかりです。 ここ最近で、スターウォーズシリーズの第一作から見直しています。何度見てもよく出来た映画ですね。
7月27日の日本経済新聞のコラム 「アジアと関西」 の中で見出しの話題が掲載されていました。 アジアの10都市のビジネスマン・学生を対象に1千人アンケートを実施したそうです。 その結果、1位が松下電器、2位がシャープ、3位が三洋、4位が任天堂、5位が日清食品、6位が武田薬品、 7位が京セラ、8位がミズノ、9位が吉本興業、10位がシマノ という順番でした。
関西家電メーカーの御三家の 「松下」、「シャープ」、「三洋」 の三社が上位を占めているのは、 現地に家電製造工場を進出させ、その家電製品がアジア各国に大量に出回っているためでもあります。 経済発展のなかで、収入増に合わせて家電製品に対する意識が高まり、人気業種となっているのも分かるような気がします。 御三家ともに、大阪で育ったの家電メーカーです。
4位の任天堂は 「ファミコン」 などのゲーム機で有名ですが、 元はトランプ、花札などを作っていた小さな企業が、「テレビゲーム」 という新分野を大きく育て上げた京都の企業です。 ソニーのプレステが登場するまでは、ゲーム機器のトップを独走していた企業です。ファミリーコンピュータ(ファミコン)から始まり、 スーパーファミコンまでが全盛でした。
5位は 「即席ラーメン」 などはの便利な食品が生活の中で定着していることの表れからきたものでしょう。 今の日本の若者には 「即席ラーメン=日清食品」 というイメージは薄いでしょうね。 日清食品は日本最初の即席ラーメンである 「チキンラーメン」 を作った企業です。 当時は、3分でラーメンが出来るという 「手品」 を思わせる面白商品だったのですが、 本物のラーメンより高い値段でも結構売れたのです。現在は本物より随分安いのですが...。
7位の 「京セラ」 は、携帯電話の au の創業でも知られる有名な企業ですが、元は清水焼などの技術を基にしたセラミックス製造の企業です。 半導体部品の基板に絶縁性と強度を兼ね備えたセラミックスが使われた、急成長した京都の企業です。
ユニークなのは9位 「吉本興業」 です。 お笑いでの人気は理解しにくいところです。所属の女性タレント(名前は分かりませんが)などのアジアでの人気によるものかもしれません。 日本国内では考えにくいほど人気アイドルとなっている人がいるようです。 お笑いタレントは外国には通用しにくいでしょが、アイドルとしてなら外国でもひっとしそうですから。 なお、関西であれば、必ず上位に入ってくる企業でしょうね。
なお、10位に入っている 「シマノ」 は、ほとんどの人が分からないと思います。 自転車などに興味がある人にはわかるのですが、自転車部品のメーカーとして世界的に有名です。 現在、日本経済新聞の 「私の履歴書」 というシリーズで、 この 「シマノ」 の会長である 島野喜三(しまのよしぞう)氏が自伝を連載されています。 興味ある人はシマノがどのように成長してきたかが分かりますよ。 でも、日本ではそれほど知られていないため、この会社はランク外でしょうね。 日本の自転車は高級品以外は中国などからの輸入物になってしまったから...。