「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第153回  ボトルキャップシリーズ ペプシコーラのおまけ

スターウォーズ 「チューバッカ」

 スターウォーズでは異星人がたくさん登場します。人間より面白い存在になっています。 チューバッカは宇宙船の操縦士で、素性の良い 「星人」 ですが、そのほか悪役の 「星人」 もたくさん登場しています。 詳しくは、スターウォーズ専門のホームページをご覧になれば、すべてのキャストについて詳しく記載されています。 グーグルなどで検索すれば、日本語サイト(スターウォーズの鉄人 http://www.sarwars.jp/ など )もたくさんありますよ。


高大連携講義: 2足歩行ロボットが学校にやってきた

 昨年からお願いしてきたことが実現しました。人間のように2足歩行できるロボット(ヒューマノイド)の実物を目の前で見ようという高大連携講義です。 そのロボットは千葉工業大学の未来ロボット研究センターの古田貴之先生が手がけた 「morph3」 という名前の2足歩行ロボットです。

「morph3」 の誕生のいきさつ

 今回やってきたロボットは、日本での2足歩行ロボットの創世時期に作られたものです。 科学技術振興機構が 「北野共生システムプロジェクト」 を立ち上げ、学術研究としてのロボットの研究を行ったのです。 そのプロジェクトの成果といえるものが、この2足歩行ロボット 「morph3」 になります。 その他の有力企業ベースで作られた2足歩行ロボットたち(ホンダのASIMO、ソニーのQRIOなど)とは少し育ちが違うロボットといえます。

第一印象: 思っていたより随分小さい!

 morph3 の実物を目にした印象として、びっくりするほど小さいことだ(左写真)。 手足の関節に組み込まれた駆動装置、センサーの類をどのように詰め込んだのかと思われるほどの小ささだった。 ロボットのカバーを外して腕の内部に埋め込まれたコントロール基板などを取り外して、ばらばらに分解し、 センサーからの情報をコントロール基板が受け取り、3つのサーボモーターをコントロールしているなど、 ロボットの動作の仕組みの説明がなされた。また、カバーの部分には接触センサーなども埋め込まれていることなど、 なかなかの充実した講義で、生徒たちも興味深々の内容の多い講義だった。

 その上、講義受講者にはこのロボット 「morph3」 にちなんだ 「すごい記念品」 も頂けました。 古田先生の話では冗談交じりに、数年後には価値あるグッズとして高値になるかも(?)とのコメントもありました。 この 「すごい記念品」 が何なのかが気になる人は受講生に聞いてみてくださいね。 なお、「morph3」 の開発にかかったお金については 「聞かぬが花」 ですが...。 (影の声: 人件費は除いた材料費だけで3000万円だったそうです) 「この小さなロボットかマンションか、貴方ならどちらを買う?」 など現実的な声もありましたが...。

ロボットブーム: ROBO−CUP 世界大会が大阪で開催された!

 ROBO−CUP世界大会が先月7月に大阪で開催され、ロボットによるサッカー競技会などが行われていました。 昨年に続き、大阪チーム(大阪大学と地元企業連合)が連覇を果たすなど、日本のロボットが大活躍でした。 世界中から選りすぐりのロボットたちの大会ですが、日本のロボット技術の高さは世界に誇れるもので、 ROBO−CUPの大会での結果からも、日本のロボット技術の高さを証明したといえます。 レスキューロボットという分野もあります。名前の通り、災害などでの救助支援ロボットです。神戸地区で中心となって開発が進んでいます。 阪神淡路大震災の経験を生かした研究でもあります。 遊びの要素を多く含んだロボット研究の分野ですが、遊びではありません。ロボット技術は幅広い科学技術の集大成なので この技術発展が産業界全体の発展につながる技術向上の力となるからです。

2005/08/04  管理人(志)


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