「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第161回  飾り物シリーズ 伊藤園の麦茶のおまけ

「やすらぎクマさん(昼寝)」

 伊藤園のおまけキャラクタは、お茶犬、お茶猫、やすらぎクマさんなど、動物系キャラクタがテーマのようです。 クマさんシリーズも筆者のお気に入りで、コレクションも充実してきました。

2005年、夏の 「緑茶戦争」

 今年の夏の猛暑も峠を越したようですが、残暑はまだまだ続いて行くようです。 日本の飲料業界では、健康ブームからも、無糖系飲料が優勢でした。 そのため、緑茶系、スポーツドリンク系が勝利したようです。

 お茶系飲料のなかでも最近注目の商品が、伊藤園の 「おーぃお茶」 と キリンの 「生茶」 でしょう。 「おーぃお茶」 は1985年に登場した、緑茶系飲料の元祖といえる商品です。 「生茶」 は2000年に登場し、独占状態の 「おーぃお茶」 に挑戦し、緑茶を2分するまでに成長した商品です。 この業界を2社で牛耳ることになり、2強時代が続きます。  その後、サントリーの 「伊右衛門」 が 「京都のお茶」 をCMに取り入れ 「新しい味」 を持ち込みました。 「おーぃお茶」、「生茶」 の2強への割り込みに成功し、「お茶系飲料」 に新しい 「激戦」 を持ち込みました。

 今年は、「生茶」 の勢いが衰え、「おーぃお茶」 の逆襲がはじまりました。 元祖 「おーぃお茶」 のアレンジ商品を次々と開発してきました。 筆者(志)は、苦味が強い 「濃いお茶」 が気に入っています。

 コカコーラは自動販売機の主力ですが、緑茶系では後塵を拝しているようです。 コカコーラは、純粋な 「緑茶でない、ブレンド系ばかりで 「爽健美茶」、「七色亜茶」 などが主力のようです。 純粋緑茶ではなく、消費者の嗜好に乗っていないようですね。 緑茶系 「一(はじめ)」 が新顔で売り出し中ですが、ぱっとしないようです。 特徴がない 正当な 「緑茶」 だから、名前以外は印象が薄いためです。 この市場ではもうひとつという印象が続いているようです。

 今年の注目の新顔は 「新しいお茶の味」 を追求した 「若武者」 でした。 2005年、アサヒ飲料の 「若武者」 が 「静岡のお茶の味」 として登場しています。 生き残りをかけての戦いにどこが勝ち残るのだろうか。

2005/08/21  管理人(志)


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