「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第165回  飾り物シリーズ コカコーラのおまけ

「ディズニー ミニー」  〜 筆者(志)の高校時代 A 〜

 コカコーラのおまけですが、ディズニーキャラクタのミニーちゃんです。 台座には強力磁石が組み込まれており、磁石ボタンとして使用できるものです。 なかなかよく出来た秀作のグッズです。 キャラクタとしては老舗の 「ディズニー物」 ですが、利用価値のあるキャラクタグッズといえるものです。

「君たちは耐えることができるか!」

 筆者(志)が高校生だったとき、当時も現在と同じように、実力テストがありました。 その実力テストがどのように行われていたか? を説明してみましょう。 当時も、実力テスト当日までは現在とまったく同じです。しかし、テスト後がまったく異なるのです。

 実力テストの結果は、職員室前の廊下の壁に貼り出されるのです。 貼り出された途端、HR教室から全校生がどっと見にきます。合格発表のときと同じですね。 そのとき、職員室前の廊下はラッシュアワーの電車の中のようになります。 当然、下級生もたくさん見に来るのです。

 貼り出されるのは、成績不良者を除いたほぼ全員の生徒氏名と得点です。 成績上位から130人程と安心してはいけません。 生徒全員で170人程なのです。だから、リストに載らないということは...。

 プライバシー侵害どころではありません。 同級生だけでなく、部活動の後輩、友達など、下級生を含めた全校生に、自分の成績が公表されてしまうのです。 しかも、貼り出されたリストに自分の名前がないこと自体が 「屈辱」 なのですから。 軟弱な現代の君たちには、この 「成績貼り出し」 に耐えられないかもしれませんね。 でも、「大競争時代」 であった当時では、それが 「普通」 のことだったのです。

「楽しみの実力テスト」 から 「恐怖の実力テスト」

 もっと厳しいのが、「2、3年生合同」 の実力テストでした。 2年生の時は楽しみ(励みになる)の実力テストですが、3年生にとっては恐怖の実力テストなのです。 2年生、3年生が、国語、数学、英語の3科目を同じテストを受験するこの実力テストも、 通常の実力テストと同様に職員室前の廊下に貼り出されます。

 ということは、部活動の 「先輩」 が 「後輩」 に追い抜かれるケースが出てくるのも当然あります。 追い抜く2年生には 「楽しい」 思い出の一つになるのですが、追い抜かれる3年生はたまったものではありません。 自分の成績が 「秘密」 にできる現在では想像しにくいことですが、当時は、誰の成績でもみんなが知っていたのです。 でも、学校に来れなくなる生徒が出てくることもありませんでした。

2005/08/26  管理人(志)


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