スターウォーズの話題もマスコミからはほとんど見かけなくなってしまいました。 映画そのものはまだ全国で上映中ですが、客席もさびしくなっているのでしょうね。 管理人(志)はこのような映画館が大好きです。自分一人のために上映してくれている雰囲気は王様になったようですよ。
管理人(志)が大学の頃、ダイエーがどんどん大きくなって流通販売業界のニューフェースとして突っ走っていた姿が目に染み付いています。 「戦う小売業」 として、大手企業と激烈な価格破壊の戦いを繰り広げてきた当時の英雄でしたが、 バブル崩壊により、逆回転を始めたダイエーはもろくも崩れ落ち再生機構送りとなり解体処分へと進んでいます。 地元関西でも既存店の閉店が相次いでいます。 すでに、中内氏はダイエー経営から追われて、すべての実権を失っていましたが、このたびの訃報はマスコミ各社に取り上げられました。
流通革命の志は途中で挫折したのですが、彼の功績は非常に大きなものでした。 急速な成長の中にはいろいろなトラブルも多く、ワンマン経営のひずみもあったようです。 明るい表側のダイエーの裏の部分にも崩壊の兆しがあったのかもしれません。 この当たりについては、日経BP社が1998年に発行した、佐野真一著 「カリスマ(中内功とダイエーの「戦後」)」 に詳しく書かれています。 管理人(志)もこの著書を読んで、中内氏の生い立ち、戦中の経験、ダイエー創業当時の姿と彼の意気込み、ダイエーの流通革命での戦いなどを知ったのです。 中内氏の対して好意的な著書ではありませんでしたが、ダイエーの功罪や、なぜ危機に陥ってきたのかについて知ることが出来たわけです。
総合スーパー業界はどこも苦労しているようです。 「総合スーパーの店には何でもあるのだが、欲しいものがない」 など、消費者の嗜好が変化してしまったこと。 「100円ショップ」 などの超低価格店、品質を伴った廉価大量販売の専門店である 「ユニクロ」 を代表とする専門店、 コジマ、ヤマダ、ヨドバシなどの大規模家電量販店など、 総合スーパーの各領域を侵されて食品スーパーとしてしか残れない状況になってしまったのです。
家電量販店にしても、関西の量販店は不振を極めいます。 難波のビックカメラ、梅田のヨドバシ、周辺部のコジマ、ヤマダなど関西圏内に関東勢の家電量販店が進出したからです。 関西勢の代表、ニノミヤ、星電社などは行き詰まり倒産してしまいました。ジョーシンなども店舗数を縮小しています。 関東勢の進出にもろくも崩れ去った関西勢ですが、何が劣っていたのでしょうか。 管理人(志)が大好きな街 「日本橋」 もずいぶん家電販売店が減少してしまいました。 閉店後に家電販売店が再開店するケースはほとんどありません。 閉店の後に入るのは、別業種の 「ビデオ、CD、DVDの中古販売」 などのコンテンツ販売業や、 「萌」関連の店舗ばかりです。すでに、日本橋の一角は 「オタク通り」 なる姿になってしまっています。 昔の日本橋の姿は消えてゆくばかりです。さびしいものです。
ダイエーの崩壊は、ダイエーの成功の裏に、成功に酔ってその栄華の中で変革の志を忘れてしまったためかもしれません。 バブル崩壊、阪神淡路大震災はそのきっかけの一つに過ぎないでしょう。 多角化で世界をまたに駆けて夢を膨らませていたダイエーが裏側に巨額の負債を膨らまし、経営が立ち行かなくなってしまった結果、 今では、食品スーパーとして縮小再生するしかなくなったのです。 手を広げすぎて、巨体をコントロールできなくなってしまったのですね。