「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第177回  飾り物シリーズ ペプシコーラのおまけ

「スターウォーズ 上院議員」

 スターウォーズの全シリーズを通して見てみませんか? 大変な時間がかかります。 受験生は、合格後にご覧ください。そうしないと、浪人の恐れがあります。 全編を通してみると細部まで良く考えられていることに気づきます。 マニアックになり過ぎないよう注意してごらんくださいね。

今、あのソニーが苦しんでいる!

 ユニークな製品を次々と開発して、消費者に慕われていたソニーが今苦しんでいます。 井深、盛田の両創業者を失い行方を見失いつつあります。 どこにも出来ない、万人の発想を超えた新製品を生み出す力が急に衰えてきたようです。 テレビの技術もトリニトロン方式を生み出し、ブラウン管方式のテレビ世代では高品質と誰もが認めたソニーでした。 ビデオカメラでも他社を先行してβマックス、8mm、DVと時代は変われどもトップを走っていたソニーでした。 パソコンでも紫という新しいデザインで一世を風靡したパソコンもほぼゼロからスタートして NEC、富士通に次ぐ位置までに急速にシェアを高めるなど当時の勢いは現在では想像すらできません。

ウォークマンの成功に固執?

 カセットテープのウォークマンは発売当初、爆発的に広がり、世界制覇してしまったのです。 このカセットウォークマンに始まり、CD、MDへと媒体は代わるも、ソニーは常に 「携帯オーディオ」 の覇者だった。 しかし、ソニーの栄華は永遠ではありませんでした。 携帯オーディオの成功に酔い、既存の発想に縛られたためCD、MDの技術改良(小型、薄型、大容量化など)に固執してしまったのです。 その間隙をぬってアップル社の新しい発想の 「iPod シリーズ」 が登場し、携帯オーディオの独占されてしまいました。 アップル社は小型ハードディスク、ICメモリーなどの新しい媒体で 「携帯オーディオ」製品を開発・販売したのです。 しかも、音楽ソースをインターネット経由でダウンロード販売する総合システムとしての製品です。 アップル社はゼロからスタートしながら一気に世界制覇を成し遂げてしまったのです。 ソニーが投資してきたMDの技術開発においても、MDの長時間化(MDLP)、ネットMDなどは完全に無意味化してしまいました。

ソニーにその技術はあった! 経営判断の誤り?

 アップル社の 「iPod」 のような発想は、ソニーにもその芽があったのです。 今から約10年前の 「神戸高校100周年記念祭」 でした。 100周年記念の文化祭の展示の一角に 「ソニーの歴史展」 が開催されました(井深氏は神戸高校の前身の神戸一中卒)。 そのときにソニーから歴史的な製品が持ち込まれ展示がされていたのです。 創業時のテープレコーダー~始まり、未来のマッチ箱サイズの 「デジタル音楽プレーヤー」 があったのです。 しかも、自社にレコード会社(ソニーミュージック)を抱えていたのにです。 あの試作品はなんだったのだろうか? 今思えばそうなります。 技術者が夢にかけていたあの製品が日の目を見ずに埋もれさせてしまった原因は何なのだろうかと。 時代に先駆けて新しい製品を開発してきたソニーが、普通の大企業となってしまったのですから残念です。 経営陣の方針が誤ったとしか言いようがありません。

2005/10/07  管理人(志)


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