「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第180回  飾り物シリーズ サントリーのダカラのおまけ

「飾り小物 ダカラ・ハート」

 サントリーのスポーツドリンクの 「ダカラ」 のおまけです。鏡のように磨かれたハート型のプレートです。

3年生もいよいよ終わりに近づいてきました。 〜 思い出の一コマ: 卒業アルバムの写真撮影 〜

 卒業アルバムの見開きページに毎年載せられている 「学年全体」 写真の撮影がありました。 撮影が終わるまで40分もかかりましたが、今年度の卒業アルバム2ページ分を飾る写真となりました。 デジカメで撮影したこの写真では一人一人の顔が詳細まで見えるものではありません。 しかし、3年間の友達同士、全身からオーラのように染み出してくる雰囲気で、誰なのかが判別できるのです。 クリックすれば写真は拡大できますが、目、鼻、口が詳細に見えません。 でも、写っている人物が誰なのか分かるのですね(同級生なら分かるはず!)。 写真をクリックすれば大きく拡大表示されます。じっくり眺めると誰か分かるでしょう? 当ててみてください。

人間の優れた能力

 このような写真で、人名を特定するなどは、コンピュータで判別が不可能なものでしょう。 でも、普通の人間の感覚で、簡単に判別できるという分かりやすい例でしょう。 細部が見えないぼやけた写真でも、その人の面影を重ね合わせて、ぼやけた部分を補えば、その写真の人物を特定できるのです。 このようなコンピュータに不可能なことを人間はいとも簡単に行うのですね。 あいまいさを受け入れて判断可能とする能力は人間の優れた才能といえるでしょう(時々勘違いをしますが...)。

コンピュータの能力が人間並みになったなら...

 数値計算のように明確な定義が出来ているものを処理することはコンピュータの得意の分野です。 しかし、「あいまいさ」 を含んだもの処理することは、コンピュータは苦手です。 「美しい」、「面白い」、「楽しい」 などの判断は、コンピュータには苦手です。 人間にとっては 「美しい」 という判断が個人の差を含むのですが、「どちらが美しい?」 と聞かれれば、「こちらがより美しい」 と判断は出来るのです。 また、その判断にある程度一般性があるのです。人間の心理を深く研究することが進んでいないのでしょう。 将来、コンピュータにより人間の心理を推測することが出来るようになるかもしれません。 もし可能になったなら、経済学の分野では飛躍的な発展につながるのですが...。 商品開発の段階で、その商品の売れ行きまで正確に推測できてしまったり、 新人歌手の売り出し前に、売れっ子アイドル歌手になれるかどうか判断できるので、売れないアイドル歌手のプロモーションはなくなる。 言い換えると、コンピュータによる 「筋書き通りの世の中」 になるということですね。 なんだか、映画 「マトリックス」 のような世界になるのと同じなのでしょうか。

2005/10/21  管理人(志)


感想・意見、投稿(文章、写真とも)は メールでどうぞ

   → サイトトップへ  へ


このホームページは、2003/11/07 に始まりました。