机の引き出しの裏から懐かしいグッズを発見しました。ドクタースランプのプレートが3枚が束になって出てきたのです。 詳細は不明ですが、バヤリースと書いてあるのでバヤリースオレンジのおまけだろうとの推測。 このページの流れに沿ったものとして取り上げました。
12月8日(木)、東京証券取引所のマザーズで 「みずほ証券」が大事件を起こしました。 「ジェイコム株1株を61万円で1株売る」 つもりが 「1円で61万株売る」 との誤注文となり、 しかも、その誤注文の売買が成立してしまったのです。 買う人からみると、「天から神が授けてくれたチャンス」 と見えたこの誤注文にすぐに気づいたはずです。 そのときのデイトレーダーは、どんな気分だったのでしょうか。
これが 「1円で61万株を買う」 であれば、ニュースにもなりません。 注文を出した人が馬鹿にされるだけで終わりです。 だれも1円で売る売り手がいないのですから、ご注文も無視されただけで済んでいたのでしょうが。
同様の事件は何回かおきているようです。人間のすることですから誤りはあるはずです。そのための対策もとられているはずですが、 人間が警告を無視すれば意味を成しません(今回も警告は出ていたようです)。
流通株式数をはるかに超える売り注文(空売り)が成立してしまうと、現実の株券の引渡しの実行が難しくなります。 期限までに株券を調達することが出来ない状況となり、空売りの売主はどのようなことをしてでも期限内に株券を用意しなければなりません。 その足元を見られることで、株価がどんどん上昇し、空売り側は大損害をこうむる仕組みなのです。 株式を買う側は、どんなことが起こっても、株券が0円(すなわち株券が紙くずになる)だけで終わりで、損害額に限度があるのですが、 株式を空売り側は、株の値段が天井しらずの上昇となり、株券を用意するためには限界のない大損害につながるのです。 今回のみずほ証券も株券を用意することが不可能のようですから、その解決方法に興味がわきます。
みずほ証券の売り注文が出た当初、大きく値下がりしたジェイコム株が、誤注文だと分かると、一気に反転し、ストップ高となった。 空売りの後始末で株が急騰するとの考えがその理由です。 当然、翌日の市場では、ジェイコム株は 「取引停止」 となり、解決への善後策を話し合う以外になさそうです。 8日時点で270億円の損害になるそうですが、今後の株価の動向ではもっと大きな損害となりそうです。 これからも、目が離せない株式市場ですね。理系の人も経済の仕組みを知っておくべきです。ベンチャー企業を立ち上げるが来るまでにね。
この事件の詳しい内容は、新聞、インターネットなどで調べてください。今後の成り行きも同様です。