「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第202回  ボトルキャップ ペプシコーラのおまけ

StarWars EP3  〜 Battle Droid 〜

 この戦闘ロボットは足、腕なども細く壊れやすそうにできているため、弱々しく簡単に破壊されてしまう。 しかし、その数が大量であるため、戦闘力としては大きいようだ。 足などの太さから、CGによる方法で製作されているはずだが、動きなどは非常に良くできている。

物理を学習し始めた生徒(私立中学生、公立高校生)へ

 初めて 「物理」 という仰々しい名前の科目を勉強するのだが、勉強は基本的にはどれも同じだ。 教科書、参考書、ノートなどに書かれた言葉を覚えるのではなく、「その内容を理解すること」なのだ。 これを忘れて、授業での黒板をノートに、無駄なことまで含めて丸写しているだけに終わっているのに、勉強したつもりになっている。 試験直前にノートを丸暗記したり、問題集の解答を眺めて問題を解くなどの繰り返しでは、物理の負組になるのは当然なのだ。 内容を理解するという前提の勉強になっていないからだ。

数学、物理では 「暗記する先に勝負がある!」

 たとえば、等加速度運動の公式であれば、その公式を覚えてそれに数値を代入する。ここまでは、まじめな人であれば簡単だ。 難しいのは、たくさんの公式を学習した後になって、どの公式を使うのかが分からなくなる生徒が増えるのだ。 そのときになって、公式を単に暗記していただけの弱点が露呈するのだ。

復習より予習しろ!

 「復習より予習せよ」 の利点は、授業で先生が言っていることが分かることにある。 そのため、授業での要点がノートに取れるようになる。そのため、授業の大切な部分に精神を集中できる。 また、授業そのものを復習として使える効果が得られる。 まさに、「一石二鳥」 になる勉強方法なのだ。 予習の時間には長い時間をかける必要はない。次に受ける授業のどこが難しいのか? 自分にはどこが分からないのか? それが分かるようになる程度で十分だ。 難しいところが認識されているので、意味も分からず黒板を丸写しにすることもない。 そのため、自分が書いたノートの質が上がるのだ。その結果、試験前の復習で楽になるのだ。 もちろん、予習時間が十分あれば、事前にその部分をより詳しく調べておくこともできる。 そうなれば、授業は完全に「復習」としてのモードとなるのだ。

 そのような習慣が身に付くと、「自ら学ぶ力」 というすごい能力が持てるのが何よりも大きい。 教えてもらって分かるのは普通の人、自分の力で分かるのはそれ以上の人なのですね。

自分を見極めよ!
   「才能で勝負できるか?」、「努力で勝負するのか?」

 能力は平等に与えられているわけではない。神様は不平等なのだ。 あまり勉強せずとも理解できる 「天才」 もいれば、汗と涙の努力で理解する 「秀才」 もいるのだ。 自分が天才と信じておれば、その能力をうまく使い切ればよいのだ。足踏みしている必要はない。 どんどん予習を進めて、教科書を終わってしまえばよい。授業で復習できるのだから、安心できる。 高校2年生ですべて終わってしまえば、飛び級(注1)があるのだ。 しかし、天才はどこにでもいるわけではない。いや、ほとんどいないといっても良い。

 普通の生徒はどうすればよいのか。努力しかないのだが、人間には1日に24時間しか時間が与えられていない。これだけは平等だ。 24時間をどのように使うかの技術がすべてを決めるのだ。勉強の効率を200%にすれば同じ時間で他の生徒より2倍も勉強したことに相当する。 勉強の効率を上げる方法については、「おまけグッズ」のコーナーの中で随時取り上げて行きたい。

(注1) 飛び級制度 一部の大学(千葉大学など)で実施されている。高校2年で大学に入学できる制度。大学3年で大学院に行ける同様の制度もある。

2006/04/05  管理人(志)


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