ペプシコーラのガンダムシリーズも数が揃ってきたようですが、このシリーズは全部で32種類なので5分の1程度にしかなりません。 ガンダムに関する書籍が最近多くなってきました。 新しいシリーズが始まるためのキャンペーンなのかも知れませんが、筆者(志)には分かりません。 ガンダムの話は知識がないので終了し、別の話に移りましょう。
カシオが発売した 「QV-10」 がデジタルカメラの始まりでしょう。 1995年にWindows95が発売され、インターネット接続に対応したOSが初めて登場しました。 このOSの登場により誰でも使えるインターネットとなり、 インターネットが一般社会に普及するきっかけとなったのです。 インターネットの普及につれ、個人ユーザーのホームページ作成などが流行し始め、 ホームページ作成時に簡便に使える写真撮影用の機器が求められるようになってきました。 そこに、カシオの 「QV−10」 の登場でした。 現在では考えられないレベルの低機能のデジカメ(25万画素、短焦点)で6万円を超える価格でありながら、大ヒットしたのです。 詳しいことはカシオの ホームページ をご覧下さい。
「QV−10」開発の経緯は、 NHKのプロジェクトXで開発者たちの失敗を乗り越える苦労話として取り上げられて、 落ちこぼれ研究者の成功逸話として有名になったのです。(プロジェクトX 第90回)
デジタルカメラはフィルムカメラと違って、 現像・焼付などの処理が不要、 撮影した直後に撮影映像を確認可能、 撮影素材をそのままパソコンで加工、調整可能、 ホームページにそのまま利用可能など それらの簡便さからホームページ作成用として大いに売れたようです。 ホームページ作成用としてだけでなく、撮影直後に撮影された映像を確認できるなどの利便性から 通常のカメラ撮影用としても広く利用されるようになります。
プロの世界では、撮影した映像を即時確認できる点、インターネットを通じて本社へ直接電送できる点 などの利便性により、スポーツ写真などの分野で広く使われ出したのもその頃からです(そのカメラはQV−10ではありませんが)。 プロの世界では価格より利便性です。システムが100万円にもなるデジタルカメラが使われるようになりました。 競技場での撮影し、競技場の裏で携帯電話+ノートパソコンを使って、記事の作成と写真のトリミング・調整まで行い、、 電子メールで編集部に直接送付するというシステムです。 このシステムにより、今までのフィルムでの撮影、バイク便での運搬などに比べると 記事・映像などのリアルタイム性を飛躍的に高めることができたのです。 それ以降、この世界ではデジタルカメラ、ノートパソコン、携帯電話は常用の機器となってしまったのです。