「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第69回  ペプシコーラのおまけ
      ボトルキャップシリーズ

ガンダム クアトロ・バジーナ

 今回紹介する、ガンダムボトルキャップは 「クアトロ・バジーナ」 です。 ガンダム・ファクト・ファイル(創刊号のみ購入)を見てみると、 「クアトロ・バジーナ」 は機動戦士Zガンダムに登場するキャラクタのようです。 創刊号だけでは、ここまでしか分かりません。 機動戦士Zガンダムは、ガンダム初期の頃の作品でテレビ放映されたシリーズのようです。 これ以上のことは筆者(志)には分かりません。 ガンダムについての話は終わりにして、最近の一つのニュースから詳しく調べてみました。

訃報 「前神戸大学学長 西塚泰美氏」

 先日のニュースで、 「前神戸大学学長、西塚泰美(にしづか・やすとみ)さんが11月4日午前1時28分 くも膜下出血のため、神戸市中央区の病院で死去した。72歳だった。」 との 訃報が新聞、インターネットなどで流された。 彼は、癌や免疫などに係わる細胞内の情報伝達の仕組みを解明した業績でノーベル賞にもっとも近い人と言われていた日本人の一人だ。 先日(10月30日)の高大連携講義の中でも講師の金澤先生から、身近にノーベル賞に近い人がいるとの話があり、 その人は、神戸大学医学部の西塚先生だと紹介された。 大変残念なことだが、ノーベル賞は生きている人にしか与えられない賞だ。西塚先生の偉大な業績にノーベル賞は与えられることはなくなった。 そこで、「物理の小道」 の管理人として、専門外ではあるが、西塚泰美先生の研究について調べてみました。 西塚先生の経歴は第8回京都賞のWebサイトにありましたので リンク を見てください。

前神戸大学学長 西塚泰美先生の業績とは?

 Asahi.comの訃報に書かれていた彼の業績は 「細胞表面に届いたホルモンなどの情報を内部に伝える物質『たんぱく質リン酸化酵素C(PKC)』を発見した。 PKCがカルシウムイオンと連動して働く仕組みも解明し、世界的に注目を浴びた。」 その後、細胞の成長やがん化、免疫、血圧の調整などの幅広い生命現象にPKCがかかわっていることがわかっている。 この 「たんぱく質リン酸化酵素C」 については、がんの検診でも使われているようです。

 詳しい解説が、横浜市立大医学部分子生物学教室の ホームページ 内に 詳細解説 がありました。 他にも、がん検診への応用例として、愛知県がんセンターのホームページに がんの知識 にもありました。 のでご覧下さい。


2004/11/6  管理人(志)


感想・意見、投稿(文章、写真とも)は メールでどうぞ

   → サイトトップへ  へ


このホームページは、2003/11/07 に始まりました。