物理の小道


日本橋だより 〜現況報告と雑感〜

日本橋便りで伝えて欲しい内容がありましたら、希望テーマ(情報)を掲示板、メールなどで管理人までお知らせください。
出来る限り要望に答えたいと思います。(日本橋行きは毎月1回以上を考えていますので急な質問には答えかねますが)
随時、日本橋とは縁もゆかりもないテーマが時々登場しますが、お許しください。管理人の趣味的な内容の特集です。


2004/05/18 第11回 Nikon COOLPIX 3100 〜320万画素のデジカメを 19,800円で購入〜

 ここ最近このコーナーでは、「日本橋だより」 のタイトルとは合わないことばかりが続いているのですが、 今回も日本橋ではありません。ただし、デジカメの話ですからお許しを!
 筆者が所有しているデジカメの解像度が良くない、大きい(重い)ので買い替えることになりました。 いつものように、メーカー、機種ともに限定せずに、下見に行くことにしました。 購入の条件としては、 小型であること、光学ズームが3倍以上、300万画素前後の3条件で探すことにしました。 とりあえず自宅近くの家電量販店 コジマ(注)に見に行きました。
 コジマの店頭で NIKON COOLPIX 3100 が目に付いたのです。 新製品として、COOLPIX 3200が発売され、3100は旧製品になったようですが、 性能差はほとんどない(動画に音が付いた)くらいでした。 今回は下見だけのつもりでしたが、 値段が2万円割れ(19,800円)だったので衝動買い。 300万画素級で、光学3倍ズームが付いたデジカメの2万円割れを見たのは初めてですが、 これからはこの値段が常識化してくるでしょう。
 値札で19,800円だったのですが、レジでは22,800円と表示されるトラブルが発生。 購入時に店員さんが手作業でのレジ入力を行ったため少々時間がかかるトラブルがありました。 多分、当日の特売価格入力を忘れていたものと思いました(通常価格は22,800円だった?)。 インターネット(価格.com)で調べて見ると、最安値が22,800円だったので、 その読みの通りだったのでしょう。

 コジマ南武庫之荘店  阪急武庫之荘の南の山幹通り沿いに昨年開店したばかりの「武庫之荘南店」です。コジマとしては少し小さめの店舗です。筆者はこの店には時々行くのですが、それほど繁盛しているようには見えないようです。これから先が心配なところですが(笑)。

必要なものは全て同梱されていた。

 まっすぐに自宅に帰ってパッケージを開封し内容物の確認。  付属品は、充電式電池、充電器のほか、16MBコンパクトフラッシュメディア、 USBケーブル、ビデオケーブル、、ストラップ、黄色のケース ソフトウエアCD2枚、マニュアル等で、必要なものはすべて揃っていました。
 それにしても300万画素級デジカメが2万円割れとデジカメが随分安くなったものです。 もう300万画素級は売れ筋ではなくなってきたのでしょうか?  事実、店頭には200万画素級のデジカメは超薄型の特殊なものを除いて見かけなくなってきました。

充電時間が待ち遠しい、2時間30分! 

 今回購入した COOLPIX の電源は ニッケル水素電池 単三型 2本です。 通常の乾電池でも利用できるようです。  このデジカメを使うためには、電池の充電をしなければなりません。 専用充電器も同梱されており、これで充電するのですが、 マニュアルでは2時間半ほどかかると書いてある。しばらく小休止です。
 物理の小道の 「最新科学ニュース」 のコーナーの原稿作成のため インターネットの各サイトを回ってニュースを調べ、htmlの作成作業を行うことにしました。  ホームページ改訂作業を全て終え、食事を済ませたころ、 説明書通りの時間で充電完了の表示が出ていました。 充電済みの電池をデジカメに装着し、これで撮影準備完了です。

なかなか快適! シャッターのタイムラグも短くて気持ち良くシャッターがきれます。

 右の写真はこのカメラの初ショットです。画像をクリックすると大きなサイズになります。 撮影モードは、解像度から、高画質(2048x1536)からTV(640x480)まで5段階で、 シーンモードから、全自動モード・シャッター速度優先・絞り優先・マクロなど、 短い時間ですが動画も撮影できるようですし、連写機能もあるようです(通常連写、16コマ連写)。 さすがにカメラメーカー製のデジカメですね。
 通例のデジカメの欠点として、起動時間(スイッチオンから使えるまでの時間)が長い、 シャッターのタイムラグ(押したときと祭杖委されたときのずれ)の問題などがあるのですが、 どちらも十分に満足なレベルでした。 シャッターのタイムラグについてはまったく気にならないくらいでした。 シャッタータイムラグのテストとして時計の秒針を撮影したところ、 思った通りの秒針位置が撮影されていました(思った位置と撮影された位置のずれでタイムラグが分かる方法)。
 記録メディアはコンパクトフラッシュで、コストパフォーマンスもよく、安定しているので安心です。 手持ちのパソコンデータ保存用の128MBのコンパクトフラッシュがあったので、 それをCOOLPIXに差し込んで見たところ、そのまま使えてしまいました(当然!)。 デジカメ用としてコンパクトフラッシュメディア購入の必要があるようです。

WindowsXp/Me では、USB接続外付けドライブとして自動認識!

 デジカメからパソコンへの画像転送ですが、 コンパクトフラッシュ経由かUSBコード接続かの2つの方法が使えるようです。 手持ちのコンパクトフラッシュカード用アダプタを利用して画像を転送して見ましたが、 通常のメモリーカードと同様の操作だけで簡単に画像転送できました。
 デジカメをUSBコードでパソコンに直接接続する方法も使えます。 接続すると、WindowsXp の場合標準ドライバが自動的に組み込まれました。 パソコン側からは、COOLPIXが 「リムーバブルディスク」 として認識されています。 そのためUSB接続の外付けのディスクとして扱え、 エクスプローラを使った通常のコピー&ペースト方式でファイル転送が使えました。

画像ファイル形式は JPEGで、一般の画像処理ソフトで加工が容易

 画像形式は、一般的なJPEG形式が採用されており、 特殊な形式ではないのでパソコン上ではほとんどのソフトにおいてそのまま利用可能でした。
 画像の品質ですが、高画質モードではさすがにきめ細かく、画質はなかなかのものでしたが、 高解像モードではファイルサイズが1枚で1メガバイト近くになるようで、 同梱の16MBのコンパクトフラッシュでは、高画質モードで20枚程度しか撮影できません。 これでは不十分なのは明らかで、大容量のコンパクトフラッシュ(64MB以上)が必要なようです。
 なお、高画質モードは、ホームページに載せるのには巨大すぎて実用的ではありません。 ホームページ掲載用では、200万画素(100万画素でも)で十分といわれています。 撮影された画像をデジカメ上で編集することも出来るのですが、これは無駄な機能のようです。 理由は、どう考えても(加工機能、簡便さともに)パソコン上での画像加工ソフトを使う方が便利だからです(笑)

BSS機能は手ぶれ対策として便利な機能

 マクロ撮影機能もありました。最近接距離4cmまで可能なので十分でしょう。 その他、ホワイトバランス、露出補正、輪郭補正、日付写し込み、 連写(1.5コマ/秒)、マルチ連写(16コマ)、画像編集(トリミングなど)があります。
 ユニークなものとして 「BSS」 が備わっています。 ベスト・ショット・セレクタというこの機能は、名前の通りの機能です。 連続10コマ撮影し、そのうち最も写りの良いものを自動的に選別してくれるというものですが、 手ブレが無い、ピントが合っているなどの判別のみで被写体のことは考えていないようです(当然!)。

どこまで使えるか? しばらくはデジカメ三昧で、映像コーナーの新設も...

 このカメラの性能を確かめるため、色々なものの撮影をしてみます。 いい作品が出来たとき、作品をアップするコーナーを新設する予定です。 名前も決めてあります。皆さんの予想通りです。 もちろん 「デジカメの小道」 という名前です。



2004/05/18 管理人(志)

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このページは、2004/01/26 に始まりました。