日本橋便りで伝えて欲しい内容がありましたら、希望テーマ(情報)を掲示板、メールなどで管理人までお知らせください。
出来る限り要望に答えたいと思います。(日本橋行きは毎月1回以上を考えていますので急な質問には答えかねますが)
随時、日本橋とは縁もゆかりもないテーマが時々登場しますが、お許しください。管理人の趣味的な内容の特集です。
自宅の 「ファイルサーバー(注)」 として活躍していたセレロン366MHzのミドルタワー型システムですが、
最近、ハードディスク全体のバックアップコピーなどでシステムに負荷をかけたとき、
不安定になるようになりました。
普通にファイルを読み書きしているときにはトラブルがないのですが、
大きなフォルダーを別のドライブにバックアップしたときなどに、
ファイルコピーの途中で作業をやめてしまうという症状です。
ストレートに言えば 「フリーズ」 してしまうのです。
フリーズが起こる原因を詳しく調べた訳ではないのですが、
考えられる原因として、
内蔵の電源が弱い(劣化)、CPU冷却ファンの劣化、
マザーボード自体の不良、拡張IDEインタフェースボードの不良などがあります。
このサーバーシステムは、CPUが 旧セレロン366MHz、
メモリーがSDRAMで わずか64MB しか積載していないながら、
内蔵しているドライブが、ハードディスク4台、CD-R/RWドライブ1台で、計5台が接続されています。
また、マザーボードのPCI端子には、
「拡張IDE」ボード、「ビデオ(テレビ受信付)」ボード、「LAN」ボード、「USB2」ボード、
「IEEE1394」ボードなど5枚が組み込まれており、フル装備状態(開きスロット無)です。
このようなフル装備のシステムでは電源に大きな負担がかかってきます。
この負担に耐え続けてきたことからくる電源の劣化が起こっても当然です。
マザーボードの全能力を使い切ったこのシステムで、これまでトラブル無く良く動いてくれたと思えます。
このたびのトラブル発生をみて、このシステムは引退願うことにしました。
管理人のシステム手帳の記録を見ると、
1999年7月21日に、東京、秋葉原のソフマップで購入した 8,980円の 「LE370」というエリート社のマザーボードでした。
ほぼ5年間働いてくれたことになります。
マザーボードが原因と確定しているのではないのですが、
現在の水準からして余りにも非力(注)なマザーボードなので、
能力アップを考えて全面更新することにしました(笑)。
SDRAMメモリーは他のサーバーに追加して活用するので無駄にはなりません。
再利用の意味はないのでマザーボードは「ゴミ」となりますが...
ハードディスク、CD-R/RWのドライブ、
拡張ボードである 「USB2」ボード、「IEEE1394」ボードは継続利用するが、
その他は全て更新することにします。
電源は容量アップして350W〜400W級にする。
この予算としては 3,000〜4,000円というところでしょう。
CPU、マザーボード、メモリは、最新の仕様に合うものに更新になります。
コストパフォーマンスを考慮すると、CPUはAthlonで、2500+ か、2600+ が狙いどころです。
CPUはBOX版で1万円割れで入手可能なようです。
CPUが決まれば、対応するマザーボードとDDRメモリー 256〜512MB込みでも
25,000円程度でしょう。
よって、予算は電源込みで3万円以内には十分に収まりそうです。
以前のサーバーに比べると新サーバーの性能は大幅アップとなります(当然)。
CPUが格段に速くなる(366MHz → 2600MHz)こと、
HDDインタフェース規格がIDE33 → IDE100に変わり、転送速度が理論値で3倍になること、
メモリーも4倍以上(64MB → 256MB以上)になるなど
飛躍的な改善になる。
なお、少々のアップで済むなら、AMD64での64ビットの最新システム構成に変更することも考えて、
5月21日土曜日に日本橋行きとなります。
このページは、2004/01/26 に始まりました。