物理の小道


日本橋だより

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2006/05/26 日本橋だより 第61回 

 久しぶりの東京 「秋葉原」 行き
  〜 980円の 「IDE−USB2 インターフェース」詳細 〜

 22日午後からSSH担当者連絡協議会で東京に出張でした。せっかくの東京行きですので、秋葉原にお出かけしたのです。 目的は、回路試作関係の部品など欲しかった部品調達のために、あの 「秋月電子」 に寄ったついでに ソフマップで見つけた 「掘り出し物」 の詳細報告です。

 IDEとは、3.5インチハードディスク、光ディスクなどに使われているインターフェースです。 下の写真(右)はハードディスクの接続端子部分です。ピンが多数並んでいるほうがデータのやり取りのための端子、4つのピンがある端子は電源端子です。 この端子の形状は、3.5インチハードディスクでも、光ディスクドライブでも共通になっています。 したがって、この製品は内蔵用のハードディスクドライブや光ディスクドライブに取り付けると、 IDEインターフェースのそれらの製品がUSB端子に接続できるようになり、外付けドライブとして使えるようになるのです。

 これが、980円とは掘り出し物です。しかも、5V2A、12V2AのACアダプタも同梱されているのですからなおさらでしょう。 ACアダプタだけを購入しても 980円以上はするはずです!

 以前からあるIDE−USB インターフェースの場合では、いかにも 「部品」 という姿をしたものでした。 今回の 「IDE−USB2」 インターフェースは、電源スイッチまで備わっており、見た目にも完成された 「姿」 をしている 「商品」 でした。 千数百円の値段が付いていても不思議でないものでしょう。 これが、980円なんですから。

 接続は簡単です。上の写真(右)は3.5インチハードディスクドライブです。見てわかる通り差し込む端子は2つだけです。 大きい方のプラグ、小さいほうのプラグであること、接続の向きも逆にはプラグが入りませんから、間違いようがありません。

 続いて、ACアダプターを電源コンセントに差込み、コードの中間についている電源スイッチを入れます。 USBのプラグをパソコンに差し込む。それだけで終わりです。 Windows用のドライバーは標準ドライバーに対応しているので、Windowsが自動的に必要なドライバを組み込んでくれます。 特別にドライバー組み込む必要はありません(なお、98/Meの場合に必要な専用ドライバのCDが同梱されています)。

 現在、内蔵用のハードディスクは 新品の 250GB のもので 8千円台で入手可能ですから、 1万円未満で 「250GBの外付けハードディスクドライブ」 が手に入ることになります。

 内蔵用DVD−RW の場合でも 4千円程度で入手可能です。外付けの 「DVD書き換えドライブ」 としても使えるものです。 その場合は、書き込みソフトを入手するのが問題なだけでしょう。ただし、フリーソフトなどを活用するのも一つの手ですが...。


2006/05/26  管理人(志)

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このページは、2004/01/26 に始まりました。