「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第128回  飾り物シリーズ 伊藤園 「おーぃお茶」 のおまけ

お茶犬 「ミニメタル」 お茶犬 「リョク」

 伊藤園のお茶犬新シリーズ 「ミニメタル」 です。前回のお茶犬 は 金属光沢そのままの 「メタリック犬」 でしたが、 今回のものは本家 「緑茶犬」 の 「リョク」 です。下の写真に緑茶犬を正面からみたものです。 やはり、本家 「緑茶犬」 が一番落ち着くキャラクタですね。

NTTドコモ、韓国製携帯端末(電話)を採用へ

 国内の携帯電話会社が相次いで韓国の携帯電話メーカーの端末を採用し始めた。2006年から販売を始める。 電話機の製造では、韓国のサムスン電子は世界シェア13%で3位、LGは6%で5位を占めるが、 国内メーカーは世界シェアが2から3%程度にとどまっている。量産効果で韓国勢の1台あたりの製造コストは当然安く、 技術面でも韓国勢のレベルは高く、国内メーカーとも十分に太刀打ちできるものになっている。 日本の携帯電話端末メーカーは生き残りをかけて韓国勢との勝負をしなければならなくなってきた。

原則: 規模の利がすべてを決める!

 日本のトップメーカのNECの製造台数が年産1300万台になるのに対して、韓国サムスン電子が年産8500万台なのだから、 携帯電話の新製品開発につぎ込める研究費は5倍以上かけることができるのだ。国内向けのみで歩んできた携帯電話端末メーカーは国際化の荒波にさらされ危機を迎えているのだ。 技術的にもサムスンは展示会などで700万画素のカメラ付携帯電話を発表しており、日本メーカーは技術面でも優位性を失いつつある。 世界最大の携帯端末メーカーであるフィンランドのノキアも含めた欧米メーカーも日本市場に進出を図っているのだ。

価格競争の鉄則: 研究開発のためのつぎ込める資金は販売台数に比例する!

 世界携帯電話端末の販売台数シェアは、第1位がフィンランドのノキア社で30.7%、第2位がアメリカのモトローラ社で15.4%、 3位が韓国のサムスン電子で12.6%、第4位がドイツのシーメンスで7.2%、第5位が韓国のLG電子の6.3%なのです。 日本メーカーが新製品開発にかけることが出来る資金は販売台数に比例するのです。 大量販売できるのなら、巨額の資金を投入できるのです。 全世界に向けて販売できる企業と、日本国内のみにしか通用しないメーカーでは、勝負は決まってしまうのです。

日本の携帯端末メーカーの生き残り戦略はあるのか?

 日本メーカーは、今までは携帯電話会社と結びついて自国内の 「おいしい汁」 を吸い合ってこれたのです。 しかし、国内の携帯電話の普及が済んで、携帯電話市場が飽和してしまった現在、 国内での 「おいしい汁」 は既に枯渇してしまいました。これだけはどうしようもないのです。 機能アップだけをマニアックに考えてきた携帯端末メーカーですが、現在ヒットしている携帯電話はシンプルが中心です。 必要な機能を絞り、デザインなどを重視した 「使える携帯電話」 が望まれているのです。 ほとんど使わない無駄な機能を備えた携帯電話にユーザーが気付いてしまったのです。

 国内メーカー同士の生き残り競争だと思っていたのですが、その上に外国の携帯端末メーカーの攻勢なのですから...。 彼らは、必要な機能を絞り、価格競争に出てくるのは自明の理です。

2005/06/14  管理人(志)


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