「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第155回  精密フィギュアシリーズ 南アルプス天然水のおまけ

海洋堂の模型 「田子蛙(タゴガエル)」

 海洋堂の模型はリアルさで評判の模型です。第144回 のサワガニ(赤)に続くものです。 これからもいくつか続くシリーズになりそうですが、楽しみです。 また、随分前に取り上げたコカコーラのおまけの 「クワガタの模型 ( 第27回 )」 も海洋堂ではないでしょうか? 今回のタゴガエルもリアルな出来で、生きているようです。ペットボトルのおまけの模型にしては随分と手が込んでいるものですね。 技術力もすごいものがありますね。

また、猟奇的な殺人事件が起こったようです

 インターネットの自殺サイトを舞台にした連続殺人事件が大阪の河内長野で起こりました。 大阪府堺市の人材派遣会社社員である前上博容疑者(36歳)が、殺人容疑などで逮捕されたのですが、 逮捕後の自供により、豊中の女性だけでなく、神戸市北区の中学3年生の男生徒、大阪府内の私立大3年の男子大学生も殺害したことが分かり、 供述どおりの山中の場所から白骨死体が見つかり、連続殺人事件が明らかになった。

犯人の供述 「人が窒息する様子に性的興奮を覚えた!」

 事件の不思議なところは、自殺サイトに自分もアクセスし、殺人相手を求めていたという猟奇的な快楽殺人事件であるというところ。 また、殺人時に、大量の写真やビデオテープなどを撮影されたようで、警察は異常な心理を裏付ける証拠を大量に押収しているようだ。 物盗り、怨恨などの従来の殺人事件とははっきり異なる現代における病理的な犯罪心理が見てとれる。 なぜこのような犯人が次々と現代社会で誕生してくるのか、社会学、心理学などの文系の研究者は早急に分析してほしいものです。

 大阪府警によると、前上容疑者は昨年10月ごろから自殺サイトにアクセスした自殺願望者の殺害を計画し、 自分が自殺志願者を演じて、殺人対象者をおびき出していること。 また、容疑者は 「人が窒息する様子に性的興奮を覚えた。一緒に自殺するつもりはなく、だれでもよかった」 ことなど、 を供述しているという。

社会そのものが変になって来ている?

 このような異常心理を持つ人間が 「相当数」 この世の中に生み出されてきていることには間違いなさそうだ。 社会の急速な構造変化が人間をこのように変えているのか、教育が... 宗教が... どこに原因があるのだろうか? このような異常者を生み出す 「現代社会の底」 には何か大きなものが蠢いているようですね。

 戦後の急速な日本の発展で 「物質的な欲望」 は満たされたが、 精神には大きな空洞を残したままになっている。 「精神的な空洞」 を埋めてくれる 「哲学」、「宗教」 などが軽視されてきた反動かもしれませんね。 教育の中でも、実学に相当する理系に対して、そのバックボーンとなる文系の科目の大切さを認識すべきかもしれません。 大学入試の科目しか目にない高校生の姿が哀れにすら見えるのは筆者だけでしょうか? なんでも ゼニ・カネ で価値判断してしまう 「風潮」 を打破することが、人の心の豊かさを育てると思うのですが...。

2005/08/09  管理人(志)


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