物理の小道


日本橋だより 〜現況報告と雑感〜

日本橋便りで伝えて欲しい内容がありましたら、希望テーマ(情報)を掲示板、メールなどで管理人までお知らせください。
出来る限り要望に答えたいと思います。(日本橋行きは毎月1回以上を考えていますので急な質問には答えかねますが)
随時、日本橋とは縁もゆかりもないテーマが時々登場しますが、お許しください。管理人の趣味的な内容の特集です。


2005/3/18 日本橋だより 第43回 

      トランジスタ技術4月号のマイコン関連部品購入へ

わがパーツ箱にヘッダーソケットが無かった

 「トランジスタ技術」 4月号 が3月10日に発売された。 今年も昨年同様に4月号はフレッシュマン特集としてマイコンが付録についている。 昨年の付録のマイコン(H8シリーズ)より、今年の付録のマイコン(R8C)のほうが付録としての完成度が高い。 昨年はそのマイコンを使うための自作回路の部分がある程度必要(RS232Cのためのドライブ回路等)で、 そのため誰でも使えるというものではなかった。ことしの付録では、RS232Cのドライブ回路もボードに作りこまれており、 電源、スイッチ、Dサブ端子などを接続するだけのものになっているため、ハードウエア経験がまったくない人にも使用できるものだ。 したがって、付録のマイコン基板に直接それらの部品をとりつけるとよいのだが、 ヘッダーソケット経由でICソケットに取り付ける方が、基板を使いまわしできるので便利だ。 24ピンのヘッダーソケットの手持ち(筆者の部品箱に)がなかったので、急遽、13日(日曜日)に日本橋に出かけることにした。

24ピンのヘッダーピンは1個160円(デジット)でした

 日本橋でのパーツ購入は 「デジット」 と決めている(共立電子でも可能)。 店内は雑然とした配列(御免)なのでこの店に慣れていないと、どこに何があるのか分かりにくい(慣れればかんたんなのですが...)。 トランジスタ技術4月号発売直後であったためもあり、ヘッダーピンはレジの向かい側の特別コーナーに置かれていた。 1個160円と高価(?)だが、付録基板を2つ所持している筆者(志)はとりあえず2個を購入した。 その他の部品は手持ちにあるはずなのでデジットでの購入は終わりとなった。

 これで、汎用のICソケットに差込できるようになるので、回路変更などの改造も簡単です。 ヘッダーピンとマイコン基板の端子24本を半田付けするだけです。

※ 写真のバックに写っているものは、半田付け無しに電子回路が作れる回路試作ボードで、1800円で夏に購入したものです。(第29回で報告済み)

新しい「シャッター閉鎖店」 が増えてきたようだ

 いつものように日本橋の現状調査にうつることにしよう。 大型店の閉鎖(ジョウシンの一部店舗、OAシステムプラザ店舗など)の後に入るはずの、新しい店が開店準備する動きがない。 以前まででは閉店すると、すぐに次の店が開店準備を始めるのが普通であったのだが、今回は後の店が決まっていないようだ。 日本橋の地盤沈下がこのようなところにも見られるのだ。 小さな店舗ならオタク系のビデオ、フィギュア販売などの業態に置き換わるのだが、店舗規模が大きすぎるので、そのような用途の店には向かないようだ。 別の家電販売の店が新規に日本橋に参入するほどの余裕がないようだ。

ロボット専門店が出来た!

 日本橋にも一部には新しい動きが見られる。 今回見つけたのは、間口1間程の小さな店だが、「ロボット専門店」 が1店開店していた。店舗の中央に 「番竜」 なる三菱重工のロボットがドンと置かれているお店だ。 市販ロボット・キットなどを取り扱っているようだが、素人的な拙い飾りつけの店舗である。 この新しい動きは、日本橋の将来を考える上で大きなものだ。 昔でいう 「無線」、「マイコン」 と同じ位置づけとなるものだろう。 マニアックなものだが、日本橋としての継続性も保てるし、パーツを含めた基盤もある。 ただし、今回見つけた店では、店舗規模が小さすぎるため、ロボット・キットの販売だけのレベルに留まる。 ロボット関連の部品までを各種取り扱う 「ロボット関連の総合店」 のレベルには達していない。 ロボット製作の情報が集積している 「日本橋」 となるように定着できるか?  日本橋の老舗にそれだけの余裕がないので難しいようだが、 秋葉原で始まった 「ロボット関連の総合店」 が日本橋でも誕生するのも間近かもしれない。

その他購入品

 ジョウシンテクノランドでの購入品は、IEEE1394の接続コード(標準−ミニ)1本100円(税込)、USB延長コードが1本100円(税込) の計200円分を購入。それぞれ、ジョウシンの在庫整理の特別価格(100円ショップ級)でした。

 ノートパソコンの接続端子にRS232Cがついてないので、今回の付録のマイコンを使うためにRS232Cが必要です。 そのため、USB−RS232C変換コードを使うしかありません。 各店を巡り、値段のチェックから初めたのですが、 これを置いている店が意外に少なく(RS232Cの時代は終わった?)値段の比較ができません。 よって、PC1’s で 1本1780円(税込)で購入となったのですが...。この値段で高くはない思うが...(安いとは言い切れない)。

 結局、今回の日本橋での購入品はこれだけでした。


2005/3/18 管理人(志)

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このページは、2004/01/26 に始まりました。