「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第178回  飾り物シリーズ ネットランナーのおまけ

「ネットランナー ふおくす子」

 ネットランナーはパソコン雑誌のひとつです。付録にフィギュア付録を時々取り上げる雑誌として有名です。 通常定価ながら、その付録は立派なおまけですので筆者(志)は蒐集しています。 最初は、パソコン雑誌らしいフィギュア付録の 「ロボットもの」 でしたが、途中から 「萌えキャラクタもの」 へと路線が変わってきました。

 現在までフィギュア物の付録が5個目になります。
1つ目は 第19回 で取り上げた 「中華キャノン(ロボット)」でした。
2つ目は 第20回 で取り上げた 「ビスケたん」 でした。
3つ目は 第44回 で取り上げた 「ハバネロたん」 でした。
4つ目は 第56回 で取り上げた 「ちゆ12歳」 でした。
5つ目は 第150回 で取り上げた 「Mixi たん」でどれも良く出来たおまけでした。

 今回の付録である、6つ目は 「ふおくす子」 という名前のフィギュアですが、詳しい出所は知りませんでした。 付録の説明によると 「敬愛するブラウザの普及を願って...」 とあります。 Mozilla Foundation が管理しているWebブラウザ 「Firefox」 が最近元気です。 この 「Webブラウザ」 は筆者(志)も最も愛用するブラウザです。 このぶらうざの名前 「Firefox」 の名前が 「きつね」 ですから、尻尾が生えたキャラクタなんですねと、 キャラクタの名前も 「ふおくす子」 ですから、 後から納得できるわけですが...。

ファイル共有ソフト 「Winny」 の開発者 「47氏」 、著作権法違反で逮捕

 ハッカー系の記事がウリだったパソコン雑誌 「ネットランナー」 で、ファイル交換ソフト 「Winny」 にからむ記事を積極的に取り上げていました。 「Winny」 を使っていた京都府警の警官から捜査資料などがネットを通じて流出した事件が発生し大騒ぎになりました。 そのためか、「Winny」 に捜査が及び、その作者逮捕 まで至ることとなってしまったのです。 この事件で、P2PPファイル共有ソフト 「Winny」 を開発し、 ユーザーが著作物を違法複製できるようにしたとして、著作権法違反ほう助容疑で東京大学大学院助手の男性 「47氏」 を逮捕したのです。 この事件の当たりからネットランナーの路線転換が始まったようです。

 「Winny」 を中心とファイル交換についての「著作権違反」 のグレーゾーン記事をウリにしていたネットランナーにまで 捜査が及ぶとのうわさ(憲法がらみになる恐れがあるのであり得ない?)からか、本当に圧力がかかっていたのか不明ですが、 ネットランナーはハッカー系の記事を営業上から自粛したようです(圧力に負けた?)。

 その後、ネットランナーはオタク(萌え系)路線に踏み足を転換してきたようです。 ネットランナーには現在でもハッカー系の記事が多く取り上げられていますが、フリーソフトを中心とした常識的なレベルに留まった遠慮がちな記事が多くなり、 パソコン雑誌としての魅力は半減(激減)してしまいました。

 なお、この事件についての新聞報道などの情報を集めたサイトがあり、詳しい情報はこちら  → 「Winny開発者47氏逮捕関連情報サイト」

2005/10/11  管理人(志)


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