「物理の小道」 ギャラリー

おまけグッズ編  くだらないと言えばくだらないものですが

第222回 リプトン紅茶のおまけ

ディズニー  〜 「チップス & デール」 〜

 ディズニーのミッキーマウスを初めとするキャラクタは永遠のものでしょう。歴史、知名度を含めて世界最大のキャラクタ群ですが、 リプトン紅茶にこのシリーズがおまけとして付くことになったのです。 このおまけの特徴は、おまけグッズ同士を連結接続できる構造でしょう。 それぞれのキャラクタグッズの足のところにある 「リプトン紅茶」 の札のそばに連結用のフックが付いているのです。 連結するとだらだらと長くなるのでそれほどの価値はないように筆者(志)は思うのですが、 説明には「連結可能」との説明があります。

2006年7月の緊急入院顛末記 C

 入院までのいきさつは前々々回の 第219回 、 入院当初のお話は前々回の 第220回、 「抗がん剤」 のお話は前回の 第221回 で述べていますので、 そちらの方をご覧ください。 今回は、筆者(志)の抗がん剤のお話になります。

薬物(抗がん剤)治療(第2弾)

 当初から使われていた抗がん剤 「TS−1」 の服用はずっと継続していますが、 8日目より、より効果の高い抗がん剤をあわせて使用することになったのです。 12日午後より、13日の抗がん剤治療(第2弾)の準備として 左手首に点滴用の管を挿入され、チューブで体がつながった状態です。 その日は、点滴(2パック)だけで簡単に終わりました。

1日中連続の点滴攻め

 7月13日(入院11日目、抗がん剤治療8日目)、第2弾の抗がん剤治療の1日が始まりました。 当日目が覚めたとき、前日12日に取り付けられた点滴チューブが、血液の逆流で赤いチューブに変わっていました。 自分の血管が外に飛び出したような奇妙な姿だったのが印象的でした。

 午前10時、看護婦さんは、そのようなことには気もせず、赤いチューブに点滴パックが接続され、 点滴が開始されました。 点滴チューブに、数ミリの太さの長いチューブが取り付けられ、 その先に、本日の最初の点滴パックが取り付けられ、2mくらいの高さにぶら下げます。 チューブの途中に点滴量を測る装置(薬液の滴下状態が見えるもの)で調節しながら、 30分から2時間かけて1パックの点滴の薬剤が体内に入れられます。

 そのほか、点滴中に起こることは、点滴する薬剤や点滴速度によって腕が冷えること、腕がしびれること、 血管の痛みが伴うこと、頻繁(30分ごと!)に排尿をもよおすことなどがあります。 薬の副作用より、その日は点滴そのものの苦痛の連続でした。

 その日は、点滴パックが空になると新しい点滴パックに取替え、点滴が延々と続きました。 点滴が終わったのは夕方7時ごろでした。 総計10パックほど(数を数える気も失せた!)の点滴の連続の一日でした。

「しゃっくり」 にびっくり!

 点滴当日は、食欲がほとんど失せて義務感だけの食事でした。 看護婦さんがたびたび聞くことが 「吐き気はありませんか?」 でした。 「吐き気」 などはありませんでしたが、その日の夜は一晩中続く 「しゃっくり」 に閉口しました。 普通の 「しゃっくり」 ではなく、夜寝ることができない連続のしゃっくりです。 翌日朝にはおなかの筋肉が痛くなるほどでした(相当な腹筋のトレーニング!)から、想像できないでしょうね。 このような副作用について、主治医、薬剤師の先生から説明はありませんでしたのでびっくりでした。 ただし、しゃっくりで死ぬことはありませんが...(重視するほどのことではないのでしょうね)。

 右の写真は入院中の昼食の内容です。朝食より品数が増えていますが、「おかゆ」 と味のないおかずたちです。

 翌14日(入院12日目、抗がん剤治療9日目)は、前日の薬剤排泄のための点滴2パックを午前中に行い、第2弾の抗がん剤治療が終わったのです。 今回の第2弾の抗がん剤治療は筆者(志)にとって大きな負担でした。 なお、副作用の 「しゃっくり」 はその夜以降は起っていません。

 しゃっくり以外の副作用として、食欲不振が点滴治療後も続きました。 翌日土曜日の15日、日曜日の16日ともに、食事は取る気がしない状態でした。 それまでの抗がん剤よりはるかに副作用は強いようです。 しかし、3日後の17日(祝日)になって、食欲が少しずつ復活してきたのです。

 次回 223回 は、「ノートパソコンの崩壊」 のお話です。

2006/07/31  管理人(志)


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