ディズニーのミッキーマウスを初めとするキャラクタは永遠のものでしょう。歴史、知名度を含めて世界最大のキャラクタ群ですが、 リプトン紅茶にこのシリーズがおまけとして付くことになったのです。 このおまけの特徴は、おまけグッズ同士を連結接続できる構造でしょう。 それぞれのキャラクタグッズの足のところにある 「リプトン紅茶」 の札のそばに連結用のフックが付いているのです。 連結するとだらだらと長くなるのでそれほどの価値はないように筆者（志）は思うのですが、 説明には「連結可能」との説明があります。
入院までのいきさつは 第２１９回 、 入院当初のお話は 第２２０回、 「抗がん剤」 のお話は 第２２１回、 「抗がん剤治療（第２弾）」 のお話は 第２２２回 、 「ノートパソコンの崩壊」 のお話は 第２２３回 で述べていますので、 そちらの方をご覧ください。 今回は、「復活への道」 のお話になります。
インターネット接続を断たれた筆者（志）は、「物理の小道」 の更新からメールチェックまですべて不可能となってしまった。 治療第２弾のためその余裕もなくなり、すべてを諦めていたのです。 その結果、「物理の小道」 １１日間の空白期間ができてしまったのです。
しかし、治療第２弾の３日後になって、体力、気力ともに回復し、復活への意欲が出てきたのです。 復活の第一歩は 「ノートパソコンの復活」 から始めなくてはなりません。
７月１９日（水）の午後１時から５時までの４時間の外出許可をお願いしました。 外出理由は自宅に郵便物が２週間分たまっているので、その整理のためというものです。 その結果、マスク着用（感染症防止のため）の上での帰宅という条件でＯＫが得られたのです。
自宅に戻り、すぐにポストの半分くらいになっていた郵便物を整理し、それに並行して風呂の準備を行いました。 風呂は全自動でボタンひとつ押すだけですので、 パソコン部屋でノートパソコン付属の再インストール用のＣＤ－ＲＯＭセットなどを探し出し荷物にまとめました。 これで、病院内でノートパソコンの復旧ができるかも...との淡い期待をしました。 残った時間は、風呂にゆっくり浸かり心地よい時間をすごせました（病院ではシャワーだけでしたから）。
再インストールＣＤセットのほか、購入していた新しいノートパソコンも合わせて、病院に戻ることにしました。 この自宅への帰宅の４時間は、それはそれは貴重な４時間となったのでした。
ハードディスクを認識しないノートパソコンでは、再インストールＣＤがあってもインストールは不可能です。 そこで、ノートパソコンの電池をはずした後しばらく放置して再起動することを試みたところ、 ＢＩＯＳがハードディスクを認識するようになりました。 しかし、ＯＳ（Ｗｉｎｄｏｗｓ）の起動はできないままでした（当然！）。 ＢＩＯＳでハードディスクをチェックしたところ、ハードディスクの途中でセクターエラーが発生していることが判明。 ハードディスクのフォーマットが壊れているようでした。 入院した初日にバックアップを取っていましたので、入院後の２週間程度の間に作成されたデータは廃棄し、 ハードディスクの再フォーマットとＯＳの再インストール作業を決断しました。
再インストールＣＤで、完全フォーマット＋再インストール作業により復旧したところ、 ＷｉｎｄｏｗｓＸＰが起動できるようになりました。 しかし、バックアップデータを戻す作業中にフリーズしてしまいました。 やはり、ハードディスクの途中が物理的に破壊されているようです。
再び、同じ作業をすることで、ネットワーク接続などが可能となるようにしたのですが、 非常に不安定な状態が続いていました。しばらく使っていると、途中でのフリーズなどが起こるのです。 フリーズすると、再起動してもＷｉｎｄｏｗｓ起動に失敗するようになり、２度とノートパソコンは動いてくれません。 これでは仕事になりません。
ハードディスクの途中が壊れているのが原因であることから、 壊れていない最初の部分だけを利用すれば良いのではとの判断を下し、 ハードディスクの先頭部分だけを領域確保することでこの障害を避けることにしました。 最小限の領域だけの再フォーマット＋再インストールを行うことで、ネットワーク接続だけでも安定運用が可能となることを目指しました。 ３０ＧＢのうち４ＧＢ（ＷｉｎｄｏｗｓＸＰを動かす最小サイズ）だけの使用ですからもったいないことですが...。
この作戦は大成功でした。Ｗｉｎｄｏｗｓの安定動作を確認できたのです。 次は、ネット接続のためのソフトウエアのインストール作業です。 ファイアーウォール（ＺｏｎｅＡｌａｒｍ）、ブラウザ（Ｆｉｒｅｆｏｘ）、メールソフト（Ｔｈｕｎｄｅｒｂｉｒｄ）、ＦＴＰ（ｆｆｆｔｐ）などのインストール作業です。 それぞれのソフトの初期設定を行い、ネット接続（パスワード等）に関する設定もすべて完了。 「物理の小道」 の更新、メールチェックなどが可能となったのが２４日でした。 したがって、「物理の小道」 サイトの更新停止期間は正味１２日間となったのです。
これまで、ほとんど休みなく更新作業を続けていた 「物理の小道」 でした。 毎日訪れてくれていた人には大変ご心配をかけていたと思います。 入院の事情をご存知の方には更なる心配をかけていたはずです。 どうぞお許し下さい。
ノートパソコンの完全復活ではありませんが、これで通常どおりのネットワーク作業が可能となりました。 筆者（志）の病気からの復旧はまだまだなのですが...。
パソコンの復活は出来たのですが、コンテンツの復活はまだまだ残されています。 ２週間分のデータが消失してしまったのですからこれらのデータの復活が出来ていません。 「物理の小道」 サイトにアップ済みのデータ（HTML、PDF、JPGなどのファイル）は、 サイトからダウンロードすれば復活は可能です。 しかし、それ以外のデータはは記憶にたどって復活するしかありません。 欠落した 「物理の小道」 のコンテンツの完全復活はこれからです。
次回 ２２５回 は、『物理の小道』 復活までの道！ のお話です。
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